歌舞伎NEXT「朧の森に棲む鬼」
劇団☆新感線好きの友人からお誘いが。
「チケが1枚ダブりました。
「朧の森に棲む鬼」一緒にいかが?」
朧の森に棲む鬼。
松竹と劇団☆新幹線がタッグを組んで
製作した作品で、
前回(2007年!)、友人が観劇したとき
主役を演じた当時の市川染五郎さんが
超絶に美しかったとかで、
東京公演だけでは飽き足らず
大阪公演にまで飛んだ、
という伝説の演目。
今回は、当時の市川染五郎さん改め
現松本幸四郎さんと尾上松也さんが
主役と重要脇役を役替わりで演じるWキャスト。
行くーっ\(^o^)/♡
友、お誘いありがとう\(^o^)/♡
ということで行ってまいりました。
新橋演舞場。
開演前から長蛇の列。
客席も観る限り満席でした。
さすがです。
シェークスピアの「リチャード三世」が下敷きとのこと。
舌先三寸で世を渡る野良犬のような男が、
「オボロの森」で魔物たちと出会い、
自分の命と引き換えに王の座を約束され、、、。
謀略に次ぐ謀略の果てに
自分が仕掛けた罠に絡めとられていく。
骨の髄まで悪党の主役は、松也さん。
歌舞伎役者としては若手のイメージでしたが
汚れ切ったみすぼらしい姿から、
王にまで上り詰めるあたりでは貫禄もあり
最後まで楽しませていただきました。
友人、
「頑張っていたね、松也君。
染五郎さんには負けるけど」
(≧▽≦)
再演、再再演となると
前作と比べられます。
Wキャストであれば、その相手とも。
さらに、歌舞伎役者さんたちは、
役だけでなく「名」という看板でも
前の方と比較され、
やりがいはあるでしょうが、
重責もあるでしょう。
今回、現市川染五郎さんも出演されていました。
主役と敵対する国の武将役で、
清々しく凛々しいお姿でした。
受け継がれる名と芸。
大変でしょうが、
それを見守るのもファン冥利。
若者たち、ファイト!
友人の手土産。
熊本土産と、京都のお店で注文したという
源氏物語と百人一首仕様の羊羹。
お洒落すぎ! Σ(・ω・ノ)ノ!
ありがとう、友^^
またね♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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