平野啓一郎 「富士山」
平野啓一郎さんの新刊、
「富士山」を読みました^^
「マチネの終わりに」「ある男」など
映像化された長編も多い作家さんですが、
今回は短編。
どれも、
今、生きている「現実」が
確たるものではなく、
不確かで、不安定なものである、
と思い知らされる内容になっています。
が、それは
ネガティブな方へ振れていくだけでない
希望ある、ポジティブな未来へつながることも。
それを象徴している2編が、
「手先が器用」
発する言葉の魔力に涙しました。
短いながら、
自分の育児期間と重ね合わせ
リアルに実感できた作品です。
「ストレス・リレー」
連鎖する人々の苛立ちとストレス。
文学的に英雄と言えるルーシーが
それにさらされたとき、、、
ささやかな日常が全ての大きなきっかけ
と思わせてくれる作品でした。
面白い!
というよりも、
しみじみと染み入り、
心のどこかに残る作品群。
平野先生、
次は中編を用意されていて、
そのあと長編のご予定のよう。
次も楽しみにしています^^
良作、ありがとうございました\(^o^)/
先日、友人からもらった鳩の日の鳩サブレ缶。
人は記憶でできている - Time is life
中身の鳩サブレを出したら、
こんなのが出てきました。Σ(・ω・ノ)ノ!
4つ揃いは、春夏秋冬だったです!
可愛いーっ♡
友、改めてありがとう\(^o^)/♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m

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