Time is life

毎日笑って過ごします^^

旅の思い出⑥ 恐山で遺された人たちの思いを肌で感じる

函館から移動し、青森1泊目は「プラザホテルむつ」でした。いわゆるビジネスホテルです。
大浴場はないものの青森ヒバのお風呂がお部屋についていました。
木の良い香りに包まれゆっくり浸かれて、夜もぐっすり眠れました^^


朝はバイキングです。
男性の1人客がやけに目立つと思ったら、外からバイキングだけ食べにいらしていたようです。
家庭的でほっとするお味でした^^



この日のメインイベントは恐山。
日本三大霊場のひとつで、私も旦那君も初めての場所です。
7:00台に着いたところ、観光客は誰もいませんでした。畏れ多くも、恐山貸切!(´∀`;)
菩提寺に500円払って入りました。駐車場は無料です。


ちょうどtoritanさんのブログでも恐山の記事が!!
恐山 - 月は東に日は西に
10年前だそうです。季節も違うようですが、今の姿と見比べてみてくださいませー。
toritanさん、貼り付けさせていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m




恐山、当たり前ですが、お山の名前で今も活動を続ける「活火山」なのですね、、、。
菩提寺に入る前から強い硫黄の匂いがして、いたるところから噴煙がたっていました。


そして、道々に風車が。



順路はありますが、結構な広さで自由に歩いても支障はなさそうです。
奥の院に行くときは山道のような道になり、お天気が悪いと足元が悪くなるかもしれません。


すぐ横に宇曽利湖。酸性が強く、ほぼ生物がいないそうです。
肉眼で見ている限り湖面がまったく動かず、「沈黙」の湖でした。



風車だけでなく、草履や手ぬぐい、白装束の服などもありました。
どれにもマジックなどで名前が書いてあります。
死者があの世に行っても使えるように、
またこちらに戻ってきて、またあの世に帰るときに持ち帰れるように、
ということのようです。



いくつかのお地蔵様のそばには「表札」も供えて? ありました。
一軒家などにかけてある普通の「表札」です。
一家全員がいなくなり、家を取り壊すなどしたときに持ち込まれたものなのでしょうか。


あの世に逝ってしまっても忘れえない人を思う気持ちがそこかしこに漂っていました。


人もいなかったため、菩提寺内も静寂そのもの。
この世とあの世の境目、生者と死者が交われる場所と言われても素直に信じられる空間でした。



ところで、菩提寺の敷地内には温泉があります。こちら男湯。
誰でもフリーパスで入れます。
入る気満々でタオルと着替えを用意してきた旦那君、入りました。



女湯はなぜか2棟あり。以前は混浴で、露天だったとのこと!



酸性の強い湯だそうで、長時間の入浴は危険だそうです。
熱ーいお湯でした。私は手浴のみ( ̄▽ ̄)



御朱印いただきました。



厳かな気分で恐山を後にし、次の目的地の酸ヶ湯温泉! の前に、
下北半島の海岸線をぐるりと走ります!!


あ、あれ? そういえば、足。痛くないΣ(・ω・ノ)ノ! 治った? の??



ここまでお付き合いいただいた方、いつも来てくださる方も、ありがとうございましたm(_ _)m