Time is life

毎日笑って過ごします^^

手放せない物 ①DVD「ファントム」

ミニマリストしぶさんのご本を読んで、収納されているものを見直そうと思い、手始めにDVDとBlu-rayのディスクを。
毎年大掃除のときに全部出して掃除してますからね。
自分が録画したものを中心に見直せば良いと簡単に考えました。


すぐに目についたのが梅田芸術劇場版のミュージカル「ファントム」のDVD。
「ファントム」見ながら、お片付けしようと思ったのが運の尽き(^^;;;
見入ってしまいました(--;;;




この作品は、ミュージカルファンでなくても名前くらいはご存じと思われるA・ロイド・ウェバー「オペラ座の怪人」と原作が同じで、2004年宝塚歌劇団が初演したのを皮切りに、宝塚で数度、梅田芸術劇場版で数度上演されている作品です。


私も初演の宝塚版から観ていたので、2019年、ACTシアターで観劇したときも楽な気持ちで客席につきました。曲も筋も知っていますからね。


がっ! すぐに楽な気持ちは吹き飛びましたよ!!
まったく!まったくっ!! 違う作品に見えるくらい印象が違っていたのです!


一番の違いは主人公のファントム。
加藤和樹君演じるファントムは私が今まで見たどのファントムよりも落ち着きがなく、短気で短絡的で駄々っ子で、子供のようなファントムでした。


猫背気味にせかせかと動き回り、意にそわないと唯一の庇護者である前オペラ座の支配人キャリエールに当たり散らす。
クリスティーヌの美しい歌声に亡き母の面影を見、愛するようになったあとも自分の醜さを自嘲し、目を合わせて話すことすらできない。


が、そんな全編へなちょこファントムなのに? 
舞台上のクリスティーヌをさらったときだけは別人の凛々しさ。
劇場で、マントを広げて天上から降り立ったときには失神しそうになりましたが、DVDで観ても同じ。
カッコ良すぎるっ!!


第二幕は切ない場面が続き、涙、涙、涙。
ラストは、涙腺完全崩壊。


新曲が加わったり、役者さんの力量が高かったりはもちろんですが、演出家としての城田優さん!
天晴れです。凄いと思います。


こうして、梅田芸術劇場版「ファントム」の役替わり2バージョンを観て号泣し、宝塚版のどこをきっても絵になる和央ようかさんと花總まりさんの「ファントム」を観てうっとりし、また梅田劇場版「ファントム」を観て、、、一日どころか二日間が終わりました。


お片付け、、、またの機会にします。
民間療法である「音楽療法」に、流行りの「涙活」をしたということで、、、。


長文すぎる(--;;;
ここまで読んでくださった方、申し訳ないです。ありがとうございました。