少し前にアップした記事。
ふくよかなボディ - 乳がん手術後の生活あれこれ
この時、コメントでやりとりしていたしゃんさんに「名探偵モンク」を教えてもらいました。

ちょうどシーズン2が始まる直前で、無事に第1話から見ることができました＾＾
面白いっ！！
しゃんさん、お勧めありがとうございました＼(^o^)／

1話完結のミステリーで、主人公の「名探偵」モンクはサンフランシスコ市警の元刑事。
最愛の妻を殺され引きこもりになっていたのを元上司や同僚、アシスタントの看護師の手助けで復職を目指してコンサルタントとして事件の謎に挑みます。

モンクさん、天才的な洞察力と驚異的な記憶力を持っていますが、それは実は彼の厄介な性癖のせいでもあります。
病的なほど神経質で繊細、目にする様々なものが怖くて仕方がない。
世の中ばい菌だらけに見え、決まったメーカーの水しか飲めず、曲がったもの乱れたものは気持ち悪くて直さずにはいられない。
周りをいら立たせ呆れさせますが、滑稽な言動の末に鮮やかに謎を解いてみせる。
そのギャップの大きさが、作品を謎解きだけではない良質のコメディにもしています。

このモンクさん、以前、介護のお仕事で関わったお客様にそっくりです（＾＾；；；
心の病をお持ちで神経質で綺麗好き、怖がりなところが瓜二つ！

ご入浴のサービスでしたが、他の利用者の方がだいたい1時間のサービスで終わるところを2時間枠をとっていました。
決まった手順通りでないと入れなくて（＾－＾；；；
その手順が大変長い。一つでもつまずくと最初から。
ヘルパーが時間を気にして時計を見てもダメです。それを目ざとく察して焦ってしまうのです。
焦ってしまうと手順が狂います。するとまた最初から。
まったく悪気はなく、ご本人様は真剣そのものなのでサービスするヘルパーも常に同じ態度、呼吸、リズム、口調でお付き合いする必要がありました。

お話の中のモンクさん、自分で自分を持て余し自嘲する場面が出てきます。
周囲の人たちは彼をちゃんと受け止め、愚痴をこぼしながらもリスペクトしサポートします。
お客様もご自分を持て余し「困ったねー」とおっしゃっていました。
皆、それぞれ何かしら「困ったねー」を持っています。
信頼している人や好きな人に「困ったねー」を丸ごと受け入れてもらえたら、それだけで楽に呼吸できて本来持っている力を存分に発揮できそうですね。

先日お散歩で訪れた自由が丘の熊野神社。

美しく咲く菊がありました＾＾　皆様にも良い風が吹きますように。

ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m