「87歳、古い団地で愉しむ ひとりの暮らし」に読む、在宅のまま豊かで平穏な老後に至るには
話題になったご本、Kindle Unlimitedで無料となっており読んでみました。
旦那様を自宅で見送り、以後、おひとり暮らし。
85歳でお孫さんの手ほどきを受けて(ご自分からお願いしたそうです!)、YouTubeデビュー。
登録者数が6万人を超える人気ユーチューバーに。
本書によると登録者の方のほとんどが55歳以上の女性とのこと。
先日読んだ紫苑さんもそうですが、金銭事情も含めた老後のライフスタイルが一定年齢以上の女性の関心事なのでしょうね。
「71歳、年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」で思うサバイバル - 乳がん手術後の生活あれこれ
家計管理の話も載っていましたが、内容はほぼ、ご自身の考え方や生活スタイルについてでした。
ご実家が商売をされていたそうで、子供なりに浮き沈みを体験した中で、
・住宅は身軽な賃貸で。
・人とのつきあいは親子間も含めて「つかず離れず」。
・何事も「どうにかなる」の精神で、今できることを楽しむ。 などなど。
ギラギラした野心など全く感じさせない自然体のスタイルが文章にも表れていました。
とは言え、行動力は抜群です!
YouTubeデビューもですが、80歳になってからピアスをするために耳に穴をあけたり、ツアーに1人で参加してイギリス旅行を敢行されています。
素晴らしい\(^o^)/
読書や針仕事、動画鑑賞など、「ひとりでもまったく寂しくない」と。
おそらく、風通しよく、親族との付き合いや習い事などの交友関係を上手に維持された上で、ご自分の生活も楽しまれているので孤独感がないのでしょうね。
理想的な老後です。
が、この理想的な老後に至るまでには、、、まずは生きていることが大前提( ̄▽ ̄)
かつ今の時点でも充実した生活を送っていることも大事かと。
老後になって急に充実したりはできないと思うので、、、。
また、訪問介護で多数の団地にも出入りした経験から言うと、古い団地はエレベーターなどがなく、浴室が寒いを通り越して冷たいお宅が多かったです。
多良さんは健脚を保っているため階段の昇降ができて(こういう環境だから健脚を保てた?)、買い物などを息子さんたちに支援していただいているとのこと。
エレベーターなどのないお宅や急な坂の上のお宅などに住む場合は、頼れる親族や友人知人、社会的制度を活用できれば、というのも条件の一つと思いました。
私と多良さんとの共通点(* ´艸`)
本好き。アガサ・クリスティーのポアロシリーズをほとんど読んだ。編み物好き。針仕事は好きだけどミシンは苦手。一人が苦ではない。
もう一つ、10年日記をつけている^^
多良さんも3冊目とのことですが、私も3冊目に突入しています。光栄です♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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