「0円で生きる」
以前、似たようなタイトルのホームレスの方のドキュメンタリーを読んだことがあったのですが、本書はまったくコンセプトが違っていました。
著者の鶴見済氏、東京大学卒のフリーライターの方。
もっと視点がグローバルで、資本主義が熟しきった感のある現代社会で、金銭の介入なしに生きるためにどのような方法があるかを人類の歴史なども交えて示しています。
0円で生活するために、著者が掲げているのが、
貰う(人、行政、自然界から)、共有する、拾う、稼ぐ(元手0円で)、助け合うです。
実際に具体例を示しながら、著者自身が体験したりしています。
出版されたのが2017年。
その時よりも今の方がずっと「シェア」という流れは強まり、今でも通用する内容です。
著者も書いているように、実際にお金に頼らないということは、たいていの場合、自分の時間と労力を使い他者に頼ることになります。
人間関係を築くのが苦手、という著者。
そのあたりの問題点などにもしっかりと触れられており興味深く読みました。
娘Bが持ち帰りました。「白湯」のペットボトルΣ(・ω・ノ)ノ!
今や、白湯もお金で買う時代なのですね、、、。
(娘のために書きますが、1本は水筒を持ち歩いています。1日出かけるともちろん1本では足りないので買い足すとのこと。飲料代もばかになりません(ー-;;; いや、「0円で生きる」を参照するならば無料の給水所を活用して、、、)
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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