衛星劇場でGWに放送してくれた韓国ミュージカル「モンテ・クリスト伯」の感想です＾＾

この作品は、2009年スイスで初上演され、翌2010年に韓国、2013年に日本でも上演されたミュージカルです。
楽曲をワイルドホーンさんが提供していますからね＾＾
全編、物語にぴったりの壮大にして雄大な名曲が目白押しです。

感想を一言で言うと「楽しい！！！」に尽きます。

主役は実直にして素朴な好青年。信頼していた友人たちの裏切りで孤島の牢へ幽閉され、幽閉先で知り合った神父に知恵と武術、財産を授けてもらい、脱獄に成功してから伯爵を名乗って裏切った者たちへの復讐に乗り出すという、有名なアレクサンドル・デュマ作の一大叙事詩です。

何しろ長い話を2時間ちょっとに縮め、皆に楽しんでもらわなければなりませんからねー。
台本がかなり大雑把です( *´艸｀)

非道な悪役たちも何だか間抜けで可愛らしいし（やっていることは最悪です）、愛する昔の恋人の息子もハラハラするほどの無防備さ。
そして、あのラスト！！　そう来るのっ！！　それでいいのっ？！

いいんです、あれで。大団円。ハッピー♡です。
（原作はどうなのでしょう。今度読まねば。「巌窟王」ではなく「モンテ・クリスト伯」を）

が、そのツッコミどころ満載の諸々を吹き飛ばす、韓国役者陣の堂々とした歌唱力と演技力！
天晴です！
肩に力を入れずに楽しめるのに、なんだか、ものすごく格調高い大作を見たような錯覚に陥らせてくれました。（褒めています）

そして、放送された作品は、映像作品として作られた物なので、カメラが劇場では見られないような角度から役者さんたちをとらえています。
私も初見は大きな画面で拝見しました。

ドローンを使っているのでしょうか。
自在に動いて、見せ所のソロでは役者さんの周りを360度回ったりもします。

歌っていて邪魔でしょうに（＾＾；；；　などという素人の心配は杞憂ですよ！
まったく動ぜず、たまーにカメラ目線で私に向かって（♡）歌ってくれたりします♪
最高です♡

GWの衛星劇場、韓国ミュージカル特集は終わってしまいましたが、チケットぴあさんが、
5/21(土）22(日）で韓国の「ファントム」を配信してくれると！！
どんな「ファントム」でしょう。楽しみです♡　ありがとうございます！

ここまでお読みいただいた方も、ありがとうございましたm(_ _)m