ドラマへの期待ふくらむ 池井戸潤「ハヤブサ消防団」
ドラマ化される小説。
本を先に読むか、ドラマを先に見るか。
贅沢な悩みを味わえます^^
数多くの作品がドラマ化されている池井戸潤先生。
7月に「ハヤブサ消防団」がドラマ放送されると聞きつけました。
キャストに舞台でご活躍の役者さんのお名前がずらりとΣ(・ω・ノ)ノ!
今までの池井戸作品はドラマから入りましたが、
今回は、舞台俳優さんたちの立ち位置を先に把握しておきたい。
ということで、本から入ることにしました\(^o^)/
- ハヤブサ消防団 (集英社文芸単行本)
- 集英社
- Digital Ebook Purchas
感想。
さすがっ!!
面白かったです。
ミステリー作家という職業の割には、おっとりした雰囲気の主人公。
ふとしたきっかけで知り合いもいない、離別していた実父の生家がある田舎へ移住します。
都会から田舎への移住。
現実でもそのメリットデメリットが取り沙汰されますが、
主人公も早々に田舎の濃密な人間関係に取り込まれて行きます。
次々に出てくる登場人物たちを整理する間もなく、
不審火が発生し、豊かな自然を狙った業者が暗躍し、事故か他殺か死体が発見され、
深い夜の森を幽霊のような影が横切る、、、。
過疎化、自然破壊や宗教問題、檀家や後継者が減少する一方の寺問題などなど、
最後まで飽きさせず、時にしんみりとした気持ちになりながら一気に読むことができました。
この盛りだくさんの内容!
ドラマへの期待が膨らみます!!
そして、舞台でもご活躍のお3人。
橋本じゅんさん、ハヤブサ消防団の分団長(お似合い♡)
山本耕史さん、主人公の担当編集者(良いと思います!)
古川雄大さん、太陽光パネルセールスマン(ぴったりすぎ( ゚Д゚))
主人公役の中村倫也さんも、
昨年ミュージカル「ルードヴィヒ 〜Beethoven The Piano〜」を熱演されていました^^
最近、ドラマもとんと見なくなってしまいましたが、
今回は忘れずに初回から見ようと思います。
ロス必至の「鬼滅の刃」の穴を埋めてくれると期待して、、、。
晴れると、風も光も気持ちが良いですね^^
各所で紫陽花が見頃です♡
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。