Time is life

毎日笑って過ごします^^

ミュージカル「四月は君の嘘」

観劇仲間と日程を合わせて「四月は君の嘘」を観に行きました。


これは新川直司さんの同名漫画が原作で、過去にアニメや実写映画にもなっています。


指導者である母の死をきっかけにピアノから離れていた元天才ピアニストが、同い年の高校生バイオリニストに出会い、その破天荒なふるまいに振り回されながらも自らを再生させていく物語です。
原作では中学生でしたが、舞台では高校生になっていました。


このミュージカル、本当は2020年7月初演の予定でしたが、コロナで全公演が中止に(´Д`)
主役格のヒロインに当時乃木坂46だった生田絵梨花さんが入っていたので、同じメンバーでの上演はもう無理かと一緒にチケットを取った友人たちと泣きました(;;)


それが、今年、メインキャストが一人も欠けることなく上演が発表され無事に幕があがりました!


私は原作を読んでいて、さらに中止になった年に発売されたコンセプトアルバムを持っているので良いか悪いかわかりませんが予習はばっちり(*´ω`*)


作曲がワイルドホーンさんなのでねー、どこもかしこも名曲揃いです!
CDで聴きこんだ曲がどう使われるのかと思っていましたが、期待以上の出来でした!!


幕が上がった直後から、曲がCDと違って通しで歌われない!
フレーズごとに区切られた合間に主人公のピアノ、モノローグ、亡き母の車椅子、メトロノームの音などが効果的に使われ、冒頭から主人公の苦悩、葛藤、絶望などが伝わってきて、それだけでも泣きそうなのに、とうとう幕が上がって生で聴いている!という自分の感動が混ざり合って、最初からボロ泣きでした(^^;;;


場面ごとに形を変える階段や回り舞台を使った演出も大変立体的でアンサンブルの群舞とともに見ごたえがありました。


主人公、有馬公生役はWキャストの木村達成君。内向的な役なので演技もうつむき加減、歌もいつもよりも抑え気味でしたが、聞かせどころでは彼の魅力の一つである伸びやかな高音が聞けました^^


そして、いつもは9割がた女性客で埋まる日生劇場の席に男性客を呼び込む女神2人
悲しい秘密を抱えたヒロインかをり役の生田絵梨花ちゃんと、かをりを公生に引き合わせた幼馴染み役の唯月ふうかちゃん、
可憐な容姿に安定した歌唱と演技力。
お二人とも最高でした。
同じ時代に生まれ、リアルタイムで目の前で歌う彼女たちを見られるなんて奇跡としか思えません。


が、私はもう彼女たちの母の年代ですからねー。
一番泣いたのは、娘を思うかをり父母のデュエットです。
大号泣でした。
また父母役の未来優希さんと原慎一郎さんが豊かなお声でうまくてうまくて(´Д`)・゜・。


そんなこんなで休憩も入れた3時間、泣きっぱなしで終演後は規制退場のアナウンスも聞こえないほど呆然自失。
観劇後のお茶のお誘いはお断りして一人先に帰りました(^^;;;
ごめんよー


でも、上演前には一緒にご飯を食べましたよ!
東京ミッドタウン日比谷1階にあるカフェTHE SPINDLE



いくつかのメニューから自分でチョイスできます。
店内ゆったりとしていて席同士が混みあっていないので安心して食べられました。


コンセプトアルバムです。



ミュージカル「君嘘」どうか中止になることなく完走できますように!


ここまでお読みいただいた方もありがとうございましたm(_ _)m