Time is life

毎日笑って過ごします^^

実家の荷物をすべて無くすということ

先日、実家へ行った際、
母が床から起き上がるのや立ち上がるのに
時間がかかるようになったと言っていました。
高齢の両親がまだできること - Time is life


84歳。
若かりし頃、登山で鍛え、
今でも毎日父と近所を散歩していますが、
いつまでも今のままというわけにはいきません。


今、父はベッドで寝ていますが、
母は畳に布団を敷いて寝ています。
これをベッドに替える日がやって来るでしょう。


と考えたところで、
はたと気づきました(--;;;


母の大量の私物、全部2階に集約されています。


2階?
今後、もっと動けなくなって、
要介護となったら、
どう考えても2階では生活できません。


なにしろ、うちの実家は平均的なお宅と同じで
水回りがすべて1階にあります。


台所、浴室、洗面台、トイレ。
トイレは2階にもありますが、
トイレだけではきっと不便。


動けない方の介護のほとんどは
食事、服薬、清拭もしくは入浴、排せつ。
どれも、水回りが必須です。


介護のお仕事でも、
2階建て以上の一軒家の方は
たいていもう上にはあがれず
2階は開かずの間ならぬ、上らずの部屋
というお宅が多かったです。


となると、あの2階の母の私物。
ほとんど触ることが叶わなくなるということ。
寂しいでしょうね。


二度手間にはなりますが、
まだ今のように動けるのであれば、
最初のベッドの導入は2階にして、
ベッドを入れるから片付けようと
母の荷物を減らすという手もあります。


何しろ2階の4部屋、
すべての壁に母の荷物入りの
桐のタンスだの、古民家風のチェストだの
CDやDVDが並んだ棚だの、
本棚(5台!)だのがあります。
棚のいくつかを減らしても良いお年頃、、、。
(--;;;


母の物だけでなく、
いずれ父の物も含めて、
実家のものが全ていらなくなる日が来ます。
改めて、そのことを思い
言葉にならないくらいの寂しさ、悲しさを感じました。


実家は借家で、父母2人がいなくなったら
更地にしてお返しする約束になっています。
私が通うのも父母がいるうちだけ。


父も母も、
少しでも長く自宅で楽しめますように。


ベッドの導入は、
動けるうちは頑張って床から起きてもらって
(これも筋トレ)
いざ搬入となったときの親の状態で
1階か2階か決めたいと思います。



そろそろ紫陽花が!
楽しみですね^^



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m