Time is life

毎日笑って過ごします^^

母、寝てばかりなり

階段から落ちた84歳の母。
体中の打撲の跡も痛々しいですが、
心配なのが頭を打っていること。


両親は古い一戸建ての上と下で寝ていて
父が1階、母が2階。


落ちたのが夜中だったようで
父は眠りながら、ドスンという音を聞いたそう。
ただ、起きるまでには至らず。


朝起きたら、階段の下に血の跡があり、
2階へ上がったら、
血だらけの母が寝ていたそう。


ホラーかっ!
いや、両親の大好きなミステリー? 
想像しただけで心臓が止まりそうです。


出血が頭からと分かり、
父が傷の具合を見るため母の髪を切り、
血が止まっていたので消毒して絆創膏をはり
左半身が痛いというので近所の接骨院へ行ったそう。


なぜそこで私か弟に電話しないかなー
血が止まっていたから絆創膏?
しかも、行ったのが接骨院だし


もう、ツッコミどころ満載ですが、
今さら言っても仕方ないので
両親の前では言わずに飲み込みました。


あ、ウソ。
次は何かあったら私か弟に電話して
とだけは言ったのでした。(切実)


おそらく今まで私たちに頼らずやれていたので
父も私たちに頼るなどとは思いつきもしなかったのかも。
母はそういう場面では自分で考えず
父の言いなりですし。


母、ずっと寝ていて、私が行くと起きて、
一緒に食べたり、お茶したりできます。


体の腫れも少しずつ引いてきています。
頭痛はなく、吐き気もない。
口調はゆっくりですが、言葉は明瞭です。
目もいつも通りに見えると。
心配は残りますが、
今のところ脳に異常はないように思います。


ネットで調べたら、
階段などから落ちて体を強打したあと、
「ずっと寝ている」ということはあるよう。


落ちたショックと、体にかかっている痛み、
いつもと違う状況に脳と体が疲れて果て
昏々と眠ってしまうようです。


子供なら寝て回復すればすぐに動けますが
高齢者はそうはいきません。


寝てばかりは、そのまま寝たきり一直線。


本人は「たいして痛くない」けれど、
「寝てる方が楽」と。


いやいや、
楽しちゃいかんでしょっ!


父に頑張って起こしてもらうか
私が通うしかない。


これからの予定とにらめっこしていたら、
実家近所に住む弟が!
旅行から帰ってくるってーっ。


LINEをしておいたら、返事が来て
「今夜帰れるから、明日はオレが行くよ」
弟宅から実家まで徒歩5分。
我が家からは電車に乗って90分。
弟、ほぼリモート仕事なので、
合間に実家へ行くこともできます。


ありがとう! 弟!!


実は弟が行くと言ってくれた日に
仕事が入っていたのです。
その翌日には
仕事先で新たな役目を仰せつかり
引き継ぎも控えていました。


終わってから行くか、
電話だけで済ませるか悩んでいたので
助かりました。


私は救われ、時間を確保できましたが、
こうやって助け合える手がなく
1人で抱え込まねばならない人は
本当に大変です。


うちの両親のように持病もなく、
アヤウイながらも自立できていたり、
すぐ近くに弟家族がいると
介護のプロも入れにくいです。


しばらくは父にも頑張ってもらって
弟と二人三脚かな。
頼りになる弟、ほんとありがとう!



旦那君が撮った光あふれる空。



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m