文字で観るバレエ本だった! 恩田陸「spring」
実家のあれこれで「小説」から離れていた私。
そろそろ読みたいと、復帰第1弾に
ラクラシさんお勧めの「嘘」を読みました。
ひさしぶりの小説 北國浩二「嘘」 - Time is life
「嘘」、内容もテーマも重め。
クライマックスは衝撃的な展開となり
そこからラストまでは駆け抜けるよう。
「読んだっ!」感、半端なし。
ラクラシさんは「嘘」の後、
軽めのものをと垣谷美雨さんを選ばれていました。
さて、私はどうしましょう。
またエッセイに戻っちゃう?
(残念ながら、垣谷さんの本は既読で。
(≧▽≦))
と、そこに友人が、
「むっちゃ面白かった!」
と恩田陸さんの新刊?を貸してくれました。
ミステリーではないらしいですが、
・恩田陸
・友人お勧め
「嘘」の後でも没入できるかも、
ということで、読んでみました。
なんと!
バレエ本でした!
踊る方のバレエ。
パラパラマンガ付き(* ´艸`)♡
容姿にも才能にも恵まれたバレエの申し子「春」。
並外れた才能を持って生まれた者の
神秘性や神格性、
内包された創作への飽くなき欲望と渇望。
筆力が高いので、
ダンサーたちの踊る姿が目に浮かびます。
「春の祭典」も「ボレロ」も作中で振付し、
オリジナルの創作ダンスは実際に観たい!
と思うほど魅力的。
「蜜蜂と遠雷」のように映像化されるでしょうか?
だとしたら、出演される俳優さんたちには
むちゃくちゃ高いハードルが課せられそう。
なにしろ「踊れ」なくてはいけない上、
主人公の「春」は中性的魅力を持った美青年。
彼の周りに集まる人々も
それぞれ個性的な美と才能の持ち主たち。
アニメならイケそうですが、
姿が固定されると「違う」と思ってしまいそう。
読んだ人それぞれの「春」のままで♡
なにはともあれ、
面白かったーっ\(^o^)/♡
これだから、小説は止められません。
友、おススメ本をありがとう\(^o^)/
娘B、お友達と箱根へ。
お土産にちもとのお菓子を。
「向こうでいっぱい食べたから、
3人で食べていいよ」
湯もち、娘Bの大好物なのです。
芦ノ湖で船上から花火を見たそう^^
素敵♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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