ロバート・カレン「子供たちは森に消えた」
ロシアが「ソ連」と呼ばれていた時代、
一党独裁体制を放棄する直前の1980年代に
50人以上の子供や女性を手にかけた
殺人鬼を追ったノンフィクションです。
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事件そのものを本書で知りました。
戦慄すべき内容でした。
被害者たちのほとんどが少年少女たちで
ナイフで切り刻まれ、
性器や眼がくりぬかれた状態で
全裸でうち捨てられているという惨さ。
フィクションだったとしたら
あまりの悲惨さ、残忍さに
途中で止めていたと思います。
そして、
「作者は何を思って
こんな話を書いたのだろう」
と気持ち悪くなったのではと。
が、これは「本当の話」。
なぜ、こんな残虐な犯行に及んだのか。
なぜ、これほどの事件が8年にもわたって
解決されずに繰り返されたのか。
当時のソ連という国の体制、空気感、
犯人の出身地ウクライナとの関係にも触れ
事件を追うだけにとどまらない力作でした。
体制が崩れ切っていたソ連。
これがきちんと法が順守され
統治が機能している国家だったら
ここまでの事件にはならなかったでしょう。
捕らえられた犯人の生い立ちも悲惨です。
それにも「国」の影響が色濃く出ている。
多くの犠牲者たち。
周囲の人たちの運命も変えてしまった。
二度とこんな悲惨な事件が起きないよう
ただただ祈るのみです。
先日、日枝神社様へ。
海外の方の他に、
お宮参りのご家族が数組。
前途に幸多かれと祈ります。

ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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