韓国へミュージカルを観に行こうツアー⑤ カーテンコールはタイタニック号状態
本場韓国で観た
ミュージカル「フランケンシュタイン」。
セットも俳優陣も予想を超える迫力で
海外初観劇の私たちは
ラストの主役の絶唱で抜け殻状態に。
残すはカーテンコールのみ。
心置きなく賛美の拍手を送りましょう、
と、気を抜いた瞬間、
甘くなかった、韓国エンタメ界。
ライトが落ちた暗闇の中、
轟音とともに雷鳴がとどろき、
(びっくりして飛び上がりました)
きらめく閃光の間から
主役2人が肩を並べて早々に登場。
むっちゃカッコよく、一礼。
カーテンコールまで計算し尽くされている!
お2人に続き、他のキャスト、
アンサンブルが一斉に出てきます。
日本のカーテンコールからすると
スピードが早い。
瞬く間に主役のお2人がオケピに向けて拍手。
全員で客席にまた一礼。
舞台からはける最後に
主役お2人向かい合ってハグハグ。
幕が下りはじめました。
劇場が揺れるほどの大歓声だったのですが、
幕が下りはじめると、
拍手されていた周りの観客の方々が
一斉に立ち上がって、帰りはじめました!
日本だったら、あの舞台の出来。
まずスタンディングオベーションで
幕が下りても拍手が鳴りやまず、
2度、3度と幕が開き、
何度も役者さんたちが出てきて、
役者さんによっては下りる幕の下から
手まで振って、
それから、おもむろに場内の明かりがつき
「本日の公演は終了いたしました」と
アナウンスが入り、そこでようやく立ち上がる
みたいな流れなのですが、、、
韓国、早っ!
まだ幕がしまりきっていませんし、
オケに至っては演奏中です。
オーケストラピットに近い席は
それでもまばらに人が残っていましたが、
私たちのブロックはほぼ人がいなくなり
私たちだけポツンと取り残されました。
呆然。
娘A
「タイタニック号か」
ほんと。
皆が逃げた後、沈みゆく船の中、
最後の演奏を静かに涙を流しながら聞き入る
親娘3人、みたいな。
とにかく私たちは演奏を最後まで聞いて
拍手し、席を立ちました。
これがマナー違反ということはないと思いたい。
が、劇中に惜しみなく声援を送り、
カーテンコールはサクッ終わる。
これは私的には良いと思いました。
演奏は最後まで聞きたいですが。
ただ当日はそんなことも思えず
半ば呆然としながら外に出ると、
劇場も閉める支度を始めていました。
(^^;;;
ど感激していた娘2人、
「グッズ! グッズが見たい!!」
ショップが閉まる直前に
ポストカードとピンバッチをどうにかゲット。
娘A 主役2人のピンバッチ。
左右どちらからでも合体できる仕様。
この2人の関係はほぼBLでした。
ボーイズラブ。あの執着と無私の愛。
ピンバッチもそれを意識している?
(まさかね)
娘B 親友アンリ役
コ・ウンソンさんのポストカード。
5枚入りで1枚だけ歌詞カード付。
名曲「傷」。落涙必至。
ああ、なぜ私はハングル語が読めないのでしょう。
(勉強してないから _| ̄|○)
もう物はいらない私。
観られて良かった。
とボーッと娘たちを見守るのみ。
DVDがあったら娘たちと一緒に走りましたが。
韓国はそういう文化がないのか
舞台関係のCDやDVDを見かけませんでした。
劇場、ブックカフェも併設されていたのですが。
ここになかっただけ?
K-POPはどうなのでしょう。
出入り口付近に
「22:49」と手書きされたプレートがありました。
実際の終演時間のようです。
「フランケンシュタイン」
開演が19:30でした。
終演が23時近くになるのも当たり前。
観客の方たちの素早い行動はそのせいもあるのかな?
遅い時間でしたが、
普通にたくさんの人たちが歩いていて、
バスもほとんど待つこともなく来ました。
何時まで走っているのでしょう?
ホテル近くのセブンイレブンにも
人がたくさんいて、
イートインで食べている方も。
私たちも興奮しすぎて眠れる気がせず。
セブンイレブンで、ブドウとミニトマトを買って
0時近いのに食べてしまいました(^^;;;
旅先、もう何でもありです。
翌日(ほんとは当日)の娘B計画は
・元劇場を店舗にしたというスタバで朝食
・市場を見学しながらダイソーへ
・ダイソーで果物用ナイフ購入
・明洞で化粧品購入
・かき氷食べる
・昼食
・ホテル近くのスーパーを覗きつつ、
・ホテルに買ったものを置きに戻る
・ザハデザインの東大門デザインプラザ見学
・夕食
・アマチュア劇団のミュージカル観劇
全部クリアできるのか?
かろうじてシャワーを浴び、
就寝は1時過ぎでした。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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