専業主婦だった友が1人になっていた件
久しぶりにご近所のママ友に会いました。
最後に話したのが2年ほど前。
共通の友人でもあったママ友が急逝し、
そのときにやり取りしたのが最後。
その折に、私の病気のこともカムアウトし
仕事を辞めたのでいつでもOK。
時間ができたら連絡してね!
お茶しよ、と言っておきました。
その後、連絡はなく。
交友関係も広い彼女。
忙しく元気にやっているのでしょう、
と私から連絡することもありませんでした。
この度、久しぶりに会ったら、
旦那様を亡くされていました(;;)
しばらく自宅介護もしていたそう。
しかも、同時期に愛猫も旅だってしまい、
広いマンションに1人暮らしになっていました。
目鼻立ちのはっきりした華のある美人で
いつ会っても綺麗にしていて
いかにも「良いところの奥様」。
実際、ずっと専業主婦で、
一度だけ、近所でパートを始めましたが
早々に「合わなかった」と辞めていました。
このままずっと優しい旦那様と
2人で大事に育てた1人娘さんに守られ
「奥様」でいると思っていました。
自分自身、介護の仕事や自分の病気を通じて
「生きているものに「ずっと同じ」はない」
と学んだつもりだったのに。
「物」などは放っておけばずっとそのまま。
劣化はしますが、消えて無くなりはしません。
「生物」は放っておいても変化しつづけ、
時には目の前からいなくなってしまいます。
いつまでも同じ、はありえない。
自分も家族も、ペットたちも。
友、だいぶ落ち着き、
週末ごとに帰ってきていた娘さんにも
「もう大丈夫だから、
そんなに頻繁でなくてもいいよ」
と言ったとか。
ただ、1人でいると誰とも会話がなく、
娘さんの助言もあって、
短時間ながらパート仕事も始めたそう。
ソロ旅デビューも果たしていました。
ずっと同じはありえない。
あらためて心に刻んだ日となりました。
友については、現状を教えてもらえて
良かったと思っています。
知っているのと知らないのとでは大きな違い。
住まいも徒歩圏内です。
彼女らしくポジティブに前を向いていましたが、
これからは、うるさくない程度に
私から連絡しようと思います。
少し前に行った上野、不忍池の蓮。
旦那様のご冥福をお祈り致します。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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