年をとるということ pha「パーティが終わって、中年が始まる」
先日書いた記事。
働かなくてもいいんじゃない? pha「ニートの歩き方」 - Time is life
働かずに生きていきたい
元ニートの方が書かれた本の感想でした。
京都大学を卒業、嫌々ながら就職。
ネットの普及により、
「働かなくても生きていかれるのでは?」
と思い、離職。
登山用のザックに荷物を詰めて上京し
正職につかず生活を始めたphaさん、
「ニートの歩き方」を書かれた当時、33歳。
現在、45歳になった彼が書いた本を読みました。
タイトル通りです。
人生の宴は終わった、と感じています。
最高に楽しかったのは30代後半まで。
現在は、肉体的にも精神的にも衰えを感じ
いろいろと楽しくなくなってきている。
以前、立ちあげたシェアハウスをたたみ
一軒家に1人暮らし。
無職から、書店のアルバイト員へ。
彼曰く、
若い頃と違って、年下の世代に
自分を「ダメ人間」と自称するのは痛く、
日本経済はさらに落ち込み、
自分のような存在は時代遅れに感じる。
最初は熱狂できたネット世界も、
見る間に一般化され、
リアル世界と同じような様相になってしまった。
前回の出版から12年。
日本での生活が厳しさを増したのは
誰もが実感していることと思います。
「ニート」どころか、
70歳、80歳になっても
「働ける人は働け!」と鼓舞されます。
でも、彼は働くのが辛く、
彼なりのスタイルで人生を作り
楽しい時間を過ごしてきました。
現在も、内省しながら、
書店の仕事を楽しみ、
本を作って文学フリマで売るのも楽しい、と。
故郷を思いつつ、まだ
変化し続ける「東京」から離れたくはない。
自分自身の歪みや不甲斐なさは
誰もが抱えているものでしょう。
日常を楽しみ、
未来への期待を捨てず、
ゆるやかに人とつながりつづける。
まだまだ、これからも年齢に応じた
彼なりの宴が続くと思われます。
私も自分軸のパーティ、
日々、楽しみたいと思います^^
生きている間だけですから。
友人から大阪土産。
関東では販売終了のカール。
大阪で見かけたものの粉々になりそうと
砕けなさそうな「アーモンド」仕様を。
友、お気づかい、ありがとう^^
家族でいただきます\(^o^)/♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございました
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