読んで号泣 藤田和日郎「黒博物館スプリンガルド」
ネットの不調が続く我が家。
予定していた劇団四季の配信
「ゴースト&レディ」もお預けの状態。
_| ̄|○
四季のオリジナル作品「ゴースト&レディ」
大変好評で、評判を聞きつけたときには、
チケットは完売。
千秋楽を含む2公演が配信されることになり
楽しみにしていたのですが、
ネットが繋がらない状況では
数時間を超える配信は、、、(´Д`)
見逃し配信期間中に
ネットが復活することを祈りつつ
えいっ!
原作を読んでしまえーっ!!
と、読んでみました。
藤田和日郎氏の青年マンガ
「黒博物館」シリーズが原作です。
まずは、「ゴースト&レディ」の前に1作、
シリーズ第1弾である
「黒博物館スプリングガルト」を。
まったく内容を知らず
まっさらな状態で読んだのですが、
これが!
むちゃくちゃ良かった!
ひさしぶりにマンガで号泣しました。
時代は、ヴィクトリア女王統治下の英国。
ロンドン警視庁内に作られた「黒博物館」。
中には、歴代事件の証拠品などが展示されています。
博物館内に展示された
バネでできた片方だけの足。
事件を担当した刑事が博物館の学芸員に、
バネ足の怪人が起こした事件を語る、というもの。
このバネ足の怪人、
当時のイギリス社会をにぎわせた本当の事件だそう。
ちなみに「黒博物館」も一般に非公開ながら、
ロンドン警視庁内に実在している資料館で
史実と創作が絶妙にブレンドされ、
登場人物たちも魅力的でとても良かったです。
物語の合間に挟まれる仁賀克雄氏の
「黒博物館館報」も当時の世相や
事件に関する人物に踏み込み読みごたえあり。
仁賀氏、切り裂きジャック事件の研究者として
名高い方で関連書籍も多数あります。
ロンドン中を震撼させた事件を生んだ時代。
このシリーズの2作目が四季が舞台化した
「ゴースト&レディ」で、
3作目の「三日月よ、怪物と踊れ」は
フランケンシュタインの作者、
メアリー・シェリーの話らしい。
読ねば、全部! (=゚ω゚)ノ
ということで、借りて読んだ1巻も含め
大人買いしました。
ひさしぶりにやったな、私。(;´∀`)
家族全員読む、というので
この週末は自宅で黒博物館フェア開催中です。
ご近所のお散歩道で。
マーガレット。
「黒博物館スプリングガルト」でも
重要な位置を占めるお花として登場します。
良い話だった、、、。
藤田先生、関連各位の方々、ありがとうございましたm(_ _)m
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。