Time is life

毎日笑って過ごします^^

金原ひとみ「YABUNONAKA-ヤブノナカ-」

まりん

現代を鋭く切り取る傑作、

という書評を読み

手にとってみました。




作家志望だった女性が

大学生だったころに編集者から

性加害を受けたと告発。


被害にあったと訴える女性

加害者と名指しされた男性とその息子

男性が担当していた作家

作家の家族、同棲中の恋人などなど


複数人の視点から語られる

現代版「藪の中」です。



感想は、、、


ヘビーでした😂



私よりも前に読み始めた友人は

途中で挫折した、と連絡あり😓


友人がどこで挫折したか

分かる気がしました。


男女関係の描写がハードでアブノーマル寄り。

私もところどころ気持ち悪くなってしまい

ななめ読みしてしまった箇所があった💦



全体的に、

改行もない文章が紙面にびっしり。

1頁の圧迫感が半端ないです。

読むのにも時間がかかった。


空白であるはずの行間からも

とめどなく言葉と思いが押しよせてきて

何度も溺れかけました。

読書しながら窒息しそうになるとは😓


ただ、

読みごたえはありました。



描写が細かいので

登場人物たちの思いが手に取るように分かり、

共通であるはずの風景が

人によって、まるで違う風景となって

記憶に定着するさまが生々しくリアルでした。


人は、どうしても「自己中心的」で

その思いを「言葉」にすると

「言葉」は「自分」を離れて

独り歩きをはじめしまう。


現代では独り歩きした「言葉」が

「ネット」という手段で

際限なく広がり、

受け止めた人の数だけ

解釈、印象、正解が異なり

個人の「真実」はどんどん薄められ

歪められ、形を変えて広がっていく。


過剰なまでの描写と混沌。

ネットも現代も、金原さんも

恐ろしい恐ろしい、、、。



金原作品、「蛇にピアス」以来

触れていなかったのですが

いつもこんなにハードなのか??


読書で疲れたのは久しぶりです。


でも、読めて良かった。


強烈な個性で中毒性のある作家さん。


もう1冊くらい、

何か読んでみようか。


すこし休んで、

読書体力が回復したら、、、😅



旦那君だけ義実家へ。

差し入れ

・豆ごはん

・たけのこ土佐煮

・鶏肉とさつまいもの煮物



平穏な日常がありがたいです。



お読みいただき

ありがとうございました🙏


感謝です✨