アーナルデュル「湿地」
先日、母から借りた本。
ヒッチコック監督が映画化した
「見知らぬ乗客」から読むつもりが
ヒッチコック監督「見知らぬ乗客」 - Time is life
「どんな感じの本だろう」と
もう1冊の方を手にとり
1ページ目を読みはじめたら、
途中で止めることができず。
結局、ノンストップ一気読みに。
2012年に日本で出版された「湿地」。
舞台がアイスランドの北欧ミステリー。
|
主人公は自身も色々と問題を抱えている
中年の刑事。
湿地帯に建つ半地下のアパートで
70歳前後と思われる男性が殺害され、
体の上には謎のメッセージが書かれたメモが。
孤独なごく普通の市民と思われた被害者が
実は、、、
ページをめくるごとに
薄紙をはがすように凄惨な過去が現れます。
ミステリーの体裁をとっていますが
書かれているのは謎解きではなく「人」。
選びようもなく受け継がれる血と遺伝子
選びようもない出生と親
そして、どうしても避けられない死
読みごたえがありました。
10年以上前に出た作品で
シリーズものでした。
これは、次も読まねば。
いやはや、読む本たくさん(;´∀`)
読書する時間があって幸せなことです。
多方面に、ただただ感謝です。
娘Bのアルバムから。
梅^^
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m


このブログへのコメントはmuragonユーザー限定です。