小川洋子「掌に眠る舞台」
小川洋子さんが書いた
帝劇を舞台にした短編集を目にし
「読みたい」と思ったら、
娘が
「それの前作っぱい本を持っている」と😲
先に、そちらを借りて読んでみました。
娘の本は帯付きのハードカバー本で、
帯の惹句が
舞台という、異界。
舞台という、奇跡。
その言葉のとおり
舞台という、
この世から少し切り離されたところにある世界を
小説という形で作りなおしたような作品集でした。
生まれてはじめてバレエを観た少女が
以来、町工場の片隅で作り出す芳醇な舞台
「レ・ミゼラブル」帝劇、全79公演分の
チケットをすべて買い、通い続ける女性
プログラムにサインをしてもらう、
そのためだけに劇場へ通い
終演後の楽屋口に立ち続ける女性、、、
小川作品を読むと
静謐な孤独感を感じるのですが
今回もそうでした。
人であるかぎり、
逃れようのない本質的な「孤独」
その中で出会う
舞台という異界
異界に魅せられた人たち
そこに触れたことで起きる稀なる奇跡
小川作品も
舞台と同じで
この世から少し離れたところに在るのに
しんしんと心に訴えかける何かがある。
装丁も美しい本。
娘、表参道のボリス雑貨店で購入したらしいです。
日付印が押されてあって
しおりなどが挟まれていました。

この本を買うのにふさわしい場所ではないですか!
帝劇をテーマにした
「劇場という名の星座」も置いてあるかな?
何かの折りに
覗きに行こうと思います。
娘、貸出ありがとう💕
お読みいただいた方も
ありがとうございました🙏
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