義実家で紙に埋もれる① 今、気づいて良かったと思おう
前回、冷凍庫を整理した義実家。
義実家の冷凍庫整理② 収納品100点超 と 実家の母からの電話 - Time is life
今回は「お金」(@_@;)
家のことにノータッチの義父。
お金に関しても同様だそうで、
自分名義の預金はもとより
家にどのくらいの資産があるのか、
まったく知らないそう。
「お母さんに何かあったら
何も分からないから
中身を聞いておいてくれ」と。
太っ腹なのか、義母を信頼しきっているのか。
お金。
冷凍庫整理より、ずっとデリケートな問題です。
旦那君1人で行ってほしかったのですが、
「一緒に来てください。
一緒に聞いてもらわないと困る」
と言われ、(´Д`)
腹をくくって一緒に行ってきました。
ヨメがいたらやりにくいのでは、
と思っていましたが、
義母、私がいても全く頓着する様子なく、
「私の分ね」と言って、
通帳や有価証券類の報告書を出してくれました。
出して、出して、出して、
え?
というくらい出てくる(^^;;;
ものすごーく資産を持っているわけではなく
歴代のものが
全部とってあるだけ。
年月日を確認し、新しいものをチョイス。
古い物は別山にして除きました。
仕分けするのも
元号、西暦が混じっている上に
中にはメモ書きで、
元号なしだったり、西暦の後ろ2桁だけ、
などというものもあって、まるでパズル。
なにしろ元号だけで、
昭和、平成、令和と3つにまたがっています。
(もう元号は教科書の中だけにしてほしい
と思うのは私だけでしょうか?)
紙は山ほど出てきましたが、
現在の資産自体は大変シンプルで、
メインで使っている銀行は1行、
証券会社もその銀行と同系列の1社だけ。
ただ、そのシンプルな資産は
ちょっと残念なことに。
義母、投資信託を契約していましたが、
現在契約のものは
毎月分配金を受け取るコースにしていて
完全に元本割れしていました。
元本を削りながら毎月分配金が支払われ、
その分配金は手をつけられることなく
ただ積まれています。
株も持っていましたが、
「なぜ、この株を売ってしまったかな」
という銘柄を売って、
メインバンクの(!)株を買っていました。
株価はぎりぎり割り込んでいない程度。
おそらく、以前は説明を聞いて
義母なりに選びながら
投資信託や株を買っていたのだと思うのですが、
その判断がいつの間にかアヤシクなり、
出入りの担当者の勧められるままに
売買するようになったのかと。
生命保険も然り。
終身の医療保険の証書が出てきたのですが、
飛び込みで(!)営業に来た人がいて、
「死亡保険がついているから」と勧められ
入っていた、ほぼお宝の終身保険を解約し、
別の終身保険に入り直していました。
その終身保険、補償は入院保険のみで
年額の保険料と同額の保険金が支払われるだけ。
ついている、と言われた「死亡保険金」は
10万にも満たない金額です。
まったく保険として機能していませんが、
説明しても、義母はよく分からない様子で
「こっちの方が死亡保険金が出るから
良いと言われた」と。
前の終身保険は、
確かに死亡保険はついていませんが、
同じような保険料で通常の入院保険以外に、
先進医療の特約などがついていました。
残念すぎますが、
解約してしまっているので後の祭りです。
そもそも、見知らぬ人を家にいれて
言われるがままに保険証券を見せ
それを解約して新たな金融商品に変えるなんて!
しっかりしていると思っていた義母は、
今、そういう状態なのだ、
と改めて気づかされました。
これは今まで気づかなかった
私たちの責任でもあります。
定期預金も「満期受取」にしていたようで
預金はすべて普通預金に集約。
旦那君は「もったいない」と嘆いていましたが、
私としては、今後管理するのに
普通預金は都合が良いと思いました。
確かに残高はふくらんでいましたが、
数百万です。
数千万とか億ではない。
これから介護や入院、
もしかしたら入所となったら
どんどんお金が出ていきます。
ましてや義実家はお墓の用意がありません。
旅立ちに至るまでの費用、
旅立った時の費用、
その後の費用。
数百万なんて、
かけようによっては見る間に消えていくでしょう。
投資商品や定期預金ではなく
普通預金の方がずっと融通が効きます。
お義母さん、
しっかりと備え、ありがとうございます。
ご自分のために使いましょうね!
義母の歴代の記録紙が山となったところで、
「これがお父さんの分」
また紙の山が!
(^^;;;
長くなったので、
続きはまた明日(^-^;;;
旦那君リクエストで、食事を持ち込みました。
食事の話もまた別の機会に。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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