先日書いた記事。
母との攻防は続く - Time is life
母に振り回されるお話でした（＾＾；；；
みともさんからコメントをいただき、
「あらあ。大変そう」と(* ´艸｀)

コメントも、私の気持ちもお察しいただき
ありがとうございましたm(_ _)m

母とのやりとりは、
昔から私にとっては一種のストレスでした。

仲は良いのですが、
親子で同性なのに「訳がわからん」のです。

そう来るの！？
なんでーっ！！
みたいな。

ただ私との約束はあっさりと反故にしますが、
社会的なこと、
たとえば仕事とか、他人とのお付き合いとかは
常識的な社会人だったと思います。(￣▽￣)

仕事も内職から始まって、途中で外に出て、
最終的には正社員で働いていました。

仲良くしていたお友達も複数人いましたし、
母が逃げても追いかけてくる人もいらした。

母は女3人、男1人の4人兄弟の2番目で、
父親がお酒を飲むと暴れる人だったようで、
とにかく早く家を出たかったと。
（母方の祖父は早くに亡くなったため、
私は会ったことがありません。）

21歳でお見合いして父のところへ嫁いできました。

その父は、祖父が外に作った子で、
同居していた2人の異母弟は年が一回り下。
母が嫁いだ当時、義弟たちはまだ学生。

21歳の母は、義父母、義弟2人、父という5人家族の元へ嫁入りしてきたわけです。
しかも、祖父は病気で離職しており、
父1人のお給料で6人が生活。
（祖母は一度も働いたことがない人だったそう）

「覚えてないけど、どうやって食べてたんだろうね」と言っていました。

義弟、私にとっての叔父たちは私が生まれた後、
家を出て独立しました。
祖父は60代で亡くなり、
母はお嬢様のような義母と私たち3人の子を
父と2人で面倒見続け、
無事に義母を見送り、私たちを独立させました。

生来の性格と、おそらく多忙を極めていたため、
とにかく思ったことはすぐに口にする。
考える前に行動。
失敗しても引きずらない。
過去は振り返らず前進あるのみ！
という人です。

約束事は色々とキャンセルされましたが、
ここ10年くらい母が一貫して言うことがあって、
それが、「まりんは優しい」です。
「優しい娘がいて良かった」
「今が一番幸せ♡」

何しろ、思ったことをストレートに言う人です。
策を弄する間も気もない。
下心なし、裏表なしです。

私は小さい頃から、「まじめ」とか「優しい」とか「おとなしい」とか言われがちでした。

言われても、ぜんぜん嬉しくない言葉たち。
「まじめ」って何だろう？
ルールを作っている人たちにとって都合が良いよね。
「優しい」も
心の底から相手を思ってしているわけではなく、
実は自分を良く見せたいだけでは？
「おとなしい」のは
自分の意見を言うのが怖いだけだったりして。

母よりもずっと私の内面の方が面倒でした。

それでも、今の私は、
母の言う「優しい」を素直に聞けます。

他の人の奥底はわかりませんが、
少なくとも、母は私を「優しい娘」と思い、
いてくれて良かったと思ってくれている。

なので、乳がんと診断されたとき、
母に言うのが本当に辛かったです。
何と言えば良いのだ！

お陰様で今のところ無事でいるので、
これからも母の「今が一番幸せ♡」を聞くため、
自分のできることはしようと思っています。

娘Bと川越へ。
川越氷川神社の御神木です。
皆様にも良い風が吹きますように。

ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)ｍ