鈴木俊貴 「僕には鳥の言葉がわかる」
友人、おススメの本を借りました。
「僕には鳥の言葉がわかる」
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友人お勧めの通り
むっちゃくちゃ面白かった!
\(◎o◎)/!
読めて良かったと思いました。
友、ありがとう!
新しく「動物言語学」を立ち上げた
東京大学准教授の鈴木氏。
40代にして数々の賞を受賞している
学者さんのようです。
が、まったく堅苦しくない文章で
楽しく読めました。
随所にはさまる可愛らしい挿絵も
ご本人が描かれていました。
多才です。
鈴木氏の研究しているのがシジュウカラ。
さえずりが意思疎通のための「言語」である、
と突き止める過程も面白かったですが、
なによりも、鈴木氏ご本人。
シジュウカラだけでなく
動物への愛が深すぎ。
小鳥を観察するため、森へ入り
食べるものがお米だけしかなくなっても
他のものを買いに行く時間が惜しい。
残り1ケ月、お米だけで飽きないよう
①ふつうに炊いた白ご飯
②湯でふやかした白ご飯
③水に浸した白ご飯
3種のルーティンを考案。
「自分、天才」とほめたたえながら
また森に入る、などなど。
読んでいると「研究」=「忍耐」でもあり
ご苦労も多いと思いますが
それも含めて
心の底から楽しまれているご様子。
読んでいる私まで高揚させていただきました。
好きなものに一途にのめりこめる。
これもまた才能ですよね。
素晴らしい研究、素晴らしい内容でした。
まだ書かれていない「新発見」があり
次作も予定されているとのこと。
楽しみです!
鈴木先生、体にお気をつけて
大好きな研究を末永く続けられますように。
そして、私たち人間は、、、
もっと自然と生き物たちに対して謙虚に。
ご近所の桜。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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