Time is life

毎日笑って過ごします^^

検査はいつまで?

知人のご親戚、90歳オーバーのおじさま。
内臓にがんが見つかり手術されたそう。


手術は成功したものの、
夜、お夕食をとってから急に意識がなくなり、
意識不明のまま、数週間とのこと。


ご家族と一緒とはいえ、
ご自宅で自立して生活されていた方で
体力的にも認知的にも問題なかったそう。
手術自体も大きなものではなかったのでしょう。


それでも、90歳過ぎ。
やはり体にそれなりの負荷がかかったのか。
意識が戻れば良いのですが、
このまま意識が戻らなかった場合、
ご家族が延命措置を止めるかどうか
決めなければなりません。


以前、介護の仕事をしていたときに
訪問医の先生が、
「本当は、高齢者が食べたくないと言ったら
 食べさせなくていいし、
 飲みたくないと言ったら、
 無理に飲ませる必要もないんだよ。
 死期が近づくと体は何も欲しなくなる。
 体に何も入れず枯れるように逝くのが一番楽」
とおっしゃられていました。


素人なりに腑に落ちるものがありましたが、
現場ではそうもいかず、
ご本人やご家族の意向、主治医の判断で
高栄養食ゼリーを食べていただいたり、
水分や薬品を点滴で投与することが多く見受けられました。


90歳過ぎの殿方も、そのご家族も、
まだまだ先があると思われて手術されたのだと思います。


私がもし90歳過ぎだったら?
そこまでの気力がわくでしょうか?
それ以前に、もう検査もしたくない、
というのが今の私の本音です。


私は乳がんのため、
半年に1回、全身の検査を行っています。
乳がんは転移しやすい病なので、
術後、5年は続ける必要があると言われています。


早期発見のために、
お金と時間と医療資源を使って、
ありがたいことだと思いますが、
一方で、気が重い時間でもあります。


5年が無事に経過したその後は?
旦那君も仕事を辞めているでしょうから
今の主治医のもと、年1回の検査を続けるか、
地域の健診を年に1回受けるくらいか。


それも、私的には60代までと思っています。
70歳過ぎたら、もう検査もしなくていい。
なるようになる、で。


理想で言えば先生のおっしゃったように
「枯れるように」旅立ちたいですが、
どの時点であれ、過度な延命は辞退したいと思います。


70歳まで生きられたとしたら、
あと11年くらい。
あると考えずに、今日1日を楽しみます。^^



防災用の備蓄缶詰を整理しました。
フルーツ缶と小豆缶。
簡単フルーツあんみつ♡



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m