善い人とは? ブレヒト「セツアンの善人」
友人から観劇のお誘いがありました。
「セツアンの善人」
ドイツの有名な劇作家ブレヒトの作品だそうで
日本でも繰り返し上演されているとのこと。
ブレヒト氏。
はて? どちら様? (^^;;;
というレベルですが、大丈夫でしょうか?
大丈夫ですって。(* ´艸`)
主役のお2人が
ミュージカル界でもご活躍の若手さん。
お誘いにのることにしました(=゚ω゚)ノ
有名な作品というのは本当のようで
(疑っていたわけではありませんが)
歴代、上演された舞台の主役が
栗原小巻さん、大竹しのぶさん、松たか子さん
そうそうたるメンバー!
1989年、栗原小巻さん時のポスター
物語は、殺伐とした貧民街で
神様が「善人」探しをするところから始まります。
彼らに「善人」認定された娼婦は大金を手にし
自分の店を持つことができますが、
次から次へと彼女を頼る人が現れ、
「善人」の彼女はそれを拒むことができず、
押しつぶされそうになります。
八方ふさがりになるのを打破するため、
彼女は、冷徹で法と秩序を重んじる
架空の「従兄」を作り上げ、、、
主役の葵わかなちゃん。
次々と人々に頼られる元娼婦役と
スーツに身を包みビジネスライクに対応する
クールな「従兄」役の2役。
頑張っていました^^
葵ちゃんが演じた「善人」である元娼婦。
積極的に「善」を施すというより、
優しく、甘く、お人よしで
相手の言うがままに
流されてしまうタイプに見えました。
頼まれるとNOと言えない。
安請け合いして、自分の首を絞めてしまう。
人々は、そんな彼女に全面的に寄りかかる。
誰にでも「善い人」は
「都合の良い人」になりかねません。
人と生きる人生。
一緒にいる人が心地よく感じてくれる
「善い人」ではありたいですが、
劇中歌にあったように、
人を大切にするように自分も大切にし、
人に優しくするように自分にも優しく、
も心掛けたいです。
自分を無くすまで奉仕するのは
今の自分の器量ではできそうもないので。
(^-^;;;
友人と観劇前にランチ。
ピザが有名なお店ということで
珍しくピザでランチとなりました^^
温野菜つき。
ジェノベーゼソースとしらす。
アンチョビと野菜。
薄めの生地がパリッパリ!
ピザはシェアしました^^
珈琲と焼き菓子付きで2000円ほど。
美味しかったです^^
友、お誘いありがとう\(^o^)/♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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