中学受験週間 藤岡陽子「金の角持つ子どもたち」
弟、今週、息子ちゃんとスキー場にいると。
平日じゃん、と思いましたが、
弟の息子 = 私の甥っ子ちゃんは
私立の中高一貫校に通っています。
「受験期だから在校生は休み」だそう。
なるほど!
短期決戦の中学受験。
2月1日からの一週間が勝負の時。
それで思い出しました。
以前、ムラゴン村のmaturikaさんの記事で
紹介されていた中学受験をテーマにした本。
手に入ったので読んでみました^^
サッカー漬けだった小学生男子。
ある事をきっかけにサッカーをやめ、
胸に秘めた「夢」を実現するため
中学受験したい、と親に申し出ます。
子どもの夢と経済的負担に揺れる親。
多くの「ライバル」たちの群れに
小学校6年生で飛び込んだ男子の苦闘と焦り。
自身の苦い経験から子どもたちに
「学力」という「武器」を持たせたい
と考える塾講師。
「金の角」とは塾講師の
がんばる子どもたちの頭上に見るものです。
限界まで脳みそを使って考えた子の頭には
「金の角」が生えてくる。
諦めることなく、極限まで努力した者だけが持てる
硬く、まっすぐな金の角が。
それでいけば、この作品に出てくる人たち、
子どもだけでなく大人も
金の角生えまくりでは?
と思うくらい頑張っています。
(^^;;;
労を惜しまず、妬まずひるまず、
ひたすら努力できる。
それも自分ではなく家族のために、とか。
さらに、主要人物たちだけでなく
出てくる人たちが皆さん、
他人の良いところを見、
リスペクトしたり、労わったりできます。
たまにそれが労わりにならず
小さな棘となることはあっても
「悪意」の影は見えない。
現代の教育問題などにも触れ
良い話で感動もしたのですが、
残念ながら、綺麗すぎたかな、
とも思いました。
そんなひねくれた感想を抱く
私の頭の上に
万が一、角が生えているとしたら
きっと金ではないですね(ーー;;;
娘Bのアルバムより。
お友達のピンチヒッターで
ディズニーシー、ホテルミラコスタへ。
この美しさの影にも
きっとたくさんの金の角持つ人たちが、、、。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m

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