泉鏡花原作 舞台「黒百合」
友人からお誘いあり、
私には珍しくストレートプレイを観てきました。
泉鏡花氏の初期作品が原作だそう。
劇場も久しぶりの
世田谷パブリックシアター。


明治時代に新聞連載されたもので、
神か仙人にしか見ることができない
魔所に咲くという花
「黒百合」にかかわる男女4人の物語でした。
黒百合を採ってくるよう命じる令嬢に
盲目の男と
彼に尽くす女。
その女に惹かれ、彼女を守ろうと立ち回る男。
夢と怪異を混じえつつも
筋は分かりやすく
三角関係に陥る3人の男女が
それぞれ事情を抱えながらも
自分よりも他者を思いやり行動する。
品格があって、とても良かったです。
脇役の方々も含め
キャストさんたち皆さん熱演で
原作も読まずに観たので
最後まで緊張感も途切れず。
演出も美しかった。
ラストは泣けました😭
この日はアフタートークもあり。
あれ?
世田パブはポストトークと言うの?😅

同じ女性を愛した男性2人と
2人に関わりのある男性の
殿方3人のトークでした。
楽屋が一緒だそうで、
盲目役の白石隼也さん曰く
「2人が陽キャラでにぎやか。
役に集中するのにたまに楽屋から逃げた」
トークもそんな感じでした😂
外山さん、しゃべるしゃべる。
(でも、落ち着いた口調でうるさくはない)
達成君、しゃべるしゃべる。
(声がよく通るので、けっこううるさい🤣)
白石君、まだ役になりきってる?
うつむき加減で、たまにはさむひと言が鋭い。
(良い感じでした😁👍)
盲目の役、
誰とも目を合わさずセリフを言う必要があり
難しかったそう。
この舞台、聴覚障害の方々のために
字幕付きタブレットを導入する回があると
告知がありました。
私は当たり前のように五感を使い
当たり前のように
舞台や外出を楽しんでいますが
あたらめて
当たり前ではないのだな、と。
光のない世界
音のない世界に住む方たちもいる。
また、舞台クライマックスが
洪水にのまれるシーン。
映像で見ただけの私ですら
震災の津波を思い出し苦しくなりました。
もっと深い傷を負った方には
残念ながらお勧めできない舞台かもしれません。
舞台模型。
「黒百合」の咲くという山。
昔の越中 立山
今の富山県 立山黒部がモデルだそうです。

人智を超えた存在が棲むのに
ふさわしい舞台でした。
お読みいただき、
ありがとうございました🙏❤️
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