Time is life

毎日笑って過ごします^^

小松左京「お召し」

先日訪れた国立国会図書館。
昔のマンガを読みに行く - Time is life
訪問したことのある方はご存じと思いますが、
一般的な図書館と趣が違います。


・入退館に際し、専用のカードが必要。
(改札を通るときのようにピッとします)
・持ち込むものは専用の透明バックに入れ、
 私物はロッカーに。
(カメラなど持ち込み禁止のものがあります)
・蔵書の館外への持ち出しは不可。


最大の特徴はほとんどの本が開架されていないこと。


借りたい本は、館内の端末でリクエストして、
カウンターで受け取る方式です。


リクエストして受け取るまでの待ち時間、
15分から20分というところでしょうか。


他の場所なら待ち時間は読書タイムですが、
国立国会図書館内に私物の本は持ち込みにくく。


今回の待ち時間は、
以前から気になっていた短編を図書館内の端末で読みました。


小松左京氏の「お召し」。
この作品を元に萩尾望都先生が「AWAY」という作品を描いていらして、
原作を読みたいと思っていたのです。
「AWAY」についてはこちら↓
ある日突然、大人が全員消失したら? - Time is life


どうやら短編らしく、
近辺の図書館では検索できませんでした。
「小松左京全集」を探ればあるはずですが、
この全集が、なーんと全50巻!
50巻っ!
さすがSF界の巨匠です。
巻数を確認しただけで、挫折。(--;;;


ところが、国立国会図書館、素晴らしい^^
タイトルだけで収録本が検索できました。
更に、その本がデジタル化されていたので、
待ち時間に読めました\(^o^)/


時の顔 (角川文庫)
時の顔 (角川文庫)
KADOKAWA
Digital Ebook Purchas


「お召し」、
ある日突然、一定年齢以上の人間が世界から消失する話です。
萩尾作品は17歳以下で線引きしていましたが、
小松作品は小学生以下しか残りません。
その出来事を未来人は発掘した文献で知り、
ラストは萩尾作品とは異なる世界へと、、、。


短編の最初に、この作品のヒントになった話が載っていました。
「養魚池」だったようで、
養殖された魚が一定以上成長すると別の池に移される。
魚にしたらなぜそんなことをされるのか見当もつくまい、と。


作家の方は色々なところから物語の端緒をつかむものなのですね。
改めて、尊敬です。



娘Bのお友達から博多のお土産。
博多だけどドラえもん?



中身。可愛いです。(* ´艸`)♡



3枚入りでした^^
娘友、ご馳走様\(^o^)/



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m