ご近所でよく見かける老婦人、ご挨拶する程度の仲なのですが、今年に入ってから一度もお見掛けしていなくて気になっていました。

具合でも悪いのかなぁと思っていたら、ゴミ集積所でばったり。
昨年まではついていなかった杖をつかれていました。
道路わきにあるごみ集積所、少し傾斜があったり段差があったりします。
骨折とかではなく、おそらく足元が危なくなったので杖に頼るようになったのでしょう。
お元気そうなご様子なのでホッとしましたが、同時に何と言うか「無常」を感じました。

私がこちらに越してきたとき、そのご婦人はよく旦那様とご一緒に歩かれていました。
お2人とも穏やかで優しそうな雰囲気の持ち主でお見掛けするたびにほっこりとしていました。

我が家が育児でばたばたしている間に、旦那様の姿をたまにしかお見掛けしなくなり、そのうち、奥様の介助で車いすに座られディサービスの送迎車に乗るお姿を目撃。

送迎はしばらく続きましたが、旦那様のお姿はここ数年お見掛けしていません。
ご入院かご入所か。もしかしたら旅立たれたのか。

ご婦人、今まで通り身綺麗なお姿で、小さくまとめたゴミを捨てられていました。

「無常」感、悲しいとか侘しいとか切ないというよりも、不思議、という感覚で。
地球上のたくさんいる生物の中で人間だけが複雑な社会を作り上げて、皆がその社会の中で他の誰とも違う人生を歩んでいる。
なんだか不思議だなぁと。

私がご婦人を見て時の流れを感じたように、誰かが私を見て「あの人、最近よく昼間に見かけるようになったわね。お仕事辞めたのかしら」とか「お隣にいるのは娘さん？　あんなに小さかったのにもう大人だわ！」とか思っているかもしれません。

明日もご婦人にばったり会えますように、と祈った今日の私です。

旦那君。出張から帰ってきました。静岡のお土産は和洋の甘味2種(￣▽￣)
「こっこ」は中のクリームが抹茶味だそう。写真を撮る前に包み紙が破かれていました（＾＾；；；
油断も隙も無い我が家です。

ムラゴン村でも、突然お見掛けしなくなる方いらっしゃいますね(◞‸◟)
お元気だと良いのですが、、、。

ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m