Time is life

毎日笑って過ごします^^

寝耳に水の弟の計画と母の嘆き

気温が高くなるのに比例して、
私の実家行きに対する母のキャンセル率が上がります。


曰く、
・暑いから来るだけで大変でしょ。
 来なくてよろしい。
・暑いから好きな時に横になりたい。
 あなたが来るとそれができないでしょ。
 来なくてよろしい。 などなど。


今年も梅雨明け前から連日続く厳しい暑さ。


当然、例年同様、
母のドタキャンが続くと思いきや、
様子伺いの連絡をするたびに、
「いつ来るんだっけ?」と
心待ちにしているようなことを言います。
さらに、
「もう、まりんだけが頼りだから」とまで言う。


なにー?
何かあったのーっ?!


と思ったら、
実家近くに住んでいる弟が
将来的に家族で海外移住を考えていると言ったのだとか。


え?( ゚Д゚)
それは私も寝耳に水!


しっかり者の弟。
両親のお墓問題も弟が尽力しました。
母自慢の息子であり、
姉の私も頼るばかりなり。


母、一度話し出したら、もう止まりません。
「今のマンションはどうするつもりかしら」
「お嫁さんの親はどうするのかしら」
「独立したばかりの長女はどうするのかしら」
「もう日本には帰って来ないつもりかしら」


要約すると、、、
「私たちのことはどうするのかしら」
ということでしょうか(^^;;;


弟に聞きました。
まず移住すると言うのは本当か。
(母の勘違いはよくあります)
本当だとして、
具体的にいつごろで場所は決めているのか。


移住を考えているのは本当でした。
現在、中学生になった1人息子がいるのですが、
大学を日本ではなく海外で考えていると。
留学のタイミングで自分たちもついていく、
ということのようです。
何事もなければ、5年後です。


弟は海外赴任の経験があり、
お嫁さんのお姉さんは米国在住で
パートナーがアメリカの方です。
夫婦揃って海外移住のハードルが低く、
おそらく、息子の将来を考え、
日本で進学させるよりも海外で進学させよう、
と夫婦の意見が一致したものと思われます。


5年後といえば、
父、93歳
母、89歳
どんな状態かは神のみぞ知る。


母は見捨てられたような気持ちなのでしょうが
子供の成長も進学も待ってはくれません。
老親を見送ってから、
のんびり考えるわけにもいかないでしょう。
ましてや、行き先が全部決まってから
「実は、、、」と言うわけにもいかない。


もっと言えば、
老親のために自分たちの将来をセーブする
ということまで考える必要があるのか。


それはしなくてよいと姉としては思います。
まずは自分、そして今の自分の家族優先で。


弟は親に対しても、今まで通り
きちんと義務を果たしていくと思います。
ただ近くにいて生活面で手伝ったり、
すぐ駆けつけたりするのが難しくなるだけ。


その分、私が元気でいることができれば
弟や両親の憂いを少しは軽くできるでしょう。
父母、がんばるよ^^
弟、大いなる幸いを祈ります♡


と決意を新たにし、
母もようやく落ち着いたところで、


「あ、そうだ。お父さんね、
 昨日、お風呂場で転んだのよ。
 すんごい音がしてびっくりしちゃった」


えええっ!!!


そっちを先に言ってーっ!!!


弟の件よりもそちらの方にたまげましたが、
幸い転び方が良かったのか、骨折はなく、
腰の打撲と足指1本に切り傷のみでした。
飛んで行った実家で会いましたが、
もう痛みも無いそうで、
いつも通りの様子でホッとしました。


実家でも、母から延々と弟の話を聞きました。
さすがの父が、
「移住のことを聞いてから、
 ずっとそのことしか言わないんだよ。
 まだ先だって言ってるのに。
 5年でも10年でも生きるつもりでいるから、
 この人(←母)」
と苦笑。(^^;;;


5年でも10年でも生きてください。
私もがんばりまーす(=゚ω゚)ノ



その母から借りた本。
お勧め本と読みたいと思った本混在。
母、
「また読むから、全部返してよ!」
はいはい。
返しますとも。ご心配なく( ̄ー ̄)



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m