Time is life

毎日笑って過ごします^^

「前列すぎて、ごめん」

観劇仲間から、一緒に観劇予定の
ミュージカルチケット代の連絡がきました。


なぜか、そのメールの最初の文章が
「ごめん」。


何か手違いか? と思いきや、
前列が当たってしまった


イイじゃん! 前列!!
と思いますが、
実は発売元のチケット会社、e+。
「11列までの席」に上乗せ手数料を課しているのです。


上演予定のシアタークリエ。
小ぶりの劇場で、チケット代金は全席一律です。
席を選びようもなく抽選に申し込む方式。
友、
「もしかして、申込みが分かれていたのかも。
 気づかずにごめん」と。


今回の舞台は日本初演で、内容、歌とも不明。
キャストは安定感のあるベテラン揃いで
好きなメンバーではありますが、
別に前列である必要はなく、
むしろ、友も私も安く観られた方がありがたい。


友人のせいではもちろんなく、
望んでも取れることもない席。
「全然大丈夫♡ ありがとう♡」
と返信しましたが、


今年、韓国で観劇した私。
韓国のチケット事情を知り、日本との違いに
心底羨ましくなったことがいくつかあります。
それを思い出してしまいました。


韓国、まず、チケットの割引制度がありました。
チケット発売開始から数日以内に購入すると
チケット代20%オフとか。
「フランケンシュタイン」「四月は君の嘘」とも
このディスカウントチケットを買っています。


日本は売れ残ったチケットを
たたき売りすることはありますが、
開幕直後の舞台を割り引くことはありません。


また、
劇場の席をどこのチケット会社に配分したか
公表されていました。
それを見て、
チケット会社を選ぶことができるのです。


日本は公表しないまま、
複数のチケット会社やファンクラブが
チケットを売りに出すので、
席を確認してチケット会社を選ぶことは
できません。


さらに! 韓国政府。
「文化費所得控除」という制度を設けていて
給与所得者は書籍や観劇、美術館などの入館料を
年間100万ウォンまで所得控除してくれるのだとか。


100万ウォンは今のレートだと
だいたい10万円ちょっと。
なんて羨ましいのっ!


こういった取り組みが
おそらく韓国の演劇界を支え、
高レベルの作品を作りあげる源になっている。


バブル期もあった日本。
長期的に芸術界を支えたであろう
同じような仕組みを作ってほしかったです。



ずっと放置していたシェア畑へ、ようやく!
シソ、モロヘイヤ、空心菜、ピーマン、ナス。
暑い中、がんばってくれていました。
ありがとう、自然。m(_ _)m



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m