ひさしぶりの小説 北國浩二「嘘」
両実家で色々あり、
さらに私用の用事が続いています。
ヘロヘロ(ーー;;;
娘たちに、
「ママ、最近、ため息多すぎ」
と言われてしまいましたーっ!
オーマイガーッ!!
「これはため息ではありません。
深呼吸です。
意識的にしているのです」
(自分ではそのつもり)
と反論したものの、
疲れているのはホント。
59歳。
一晩寝てもなかなかスッキリしなくなりました。
そもそもがっつり6時間とか7時間とか
一気にふかーく眠り続けることが
できなかったりして。_| ̄|○
好きな読書も、
楽に読めて、重くない
女性の書いたエッセイばかりに偏っていましたが、
先日、突然!
小説が読みたいっ!
四の五の言わずにガツンッ!!
とクルやつっ!
という気分に。
そんなときに開いたラクラシさんのブログ。
ラクラシさん、貼り付けさせていただきました。
ありがとうございましたm(_ _)m
ブログにも書評にも、
魅力的な本がたーくさん紹介されていて
メモしたりしているのですが、
中には、見た瞬間
「これ」
とクル本があり、
そういう時は迷わずポチリます。
いつもは意識して入る地元の本屋さんにも行かない。
気持ち優先、時短優先です。
ラクラシさんが読まれた「嘘」。
作者さんのお名前も知らず、
(ごめんなさい。最近、追いつけなくて(ーー;;;)
この本自体も本屋さんで
目に入ったこともありません。
が、記事を読み終えたその指で、
ポチリました。
一気読みでした。
不注意から幼い子供を亡くし離婚した女性。
認知症を患い、自分が娘とも分かっていない
断絶していた父を介護しているさなか、
偶然、全身に虐待の痕も生々しい少年に出会います。
少年は記憶を無くしており、
女性は彼を息子のように思い始め
「あなたは私の息子」と嘘をつき、、、
ラクラシさんのおっしゃっている通り、
どうやってこれを収拾させるのか
予想もつかないまま
物語が展開していきます。
登場人物たちがそれぞれの思いや立場からつく
「嘘」。
その後の運命を分け、
強固な意志によって貫き通された
ラスト一行。
泣けました。
この本、新刊かと思ったら、
発表が2011年でした。
13年前?
10年以上経っても、
親の介護、子供の虐待、シングルマザーの育児と
今でも解決に至っていない問題が盛り込まれています。
それが、今年になってから
映画化へ結びついた要因でしょうか。
読めて良かったです^^
ラクラシさん、
良いご本の紹介、ありがとうございました\(^o^)/
たまにしか行けていないシェア畑。
まだまだ続いています、ナス祭り。
感謝です♡
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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