Time is life

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オタクたち、再び韓国へ③ ドンソク&ウンテ「フランケンシュタイン」

韓国「フランケンシュタイン」旅、
初日ソワレです。


事前にメールで席番号が届いていたのですが、
「まさか」とびっくりするような席。
舞台の「目の前」という感じです。


これは本当なのか?
当日劇場でチケットを受け取るまで
半信半疑でしたが、本当でした。


飛行機や電車が遅れることもなく
無事にソワレの席に着けました。
各方面に感謝です。


さて、開演しました。
人気のお2人、いったいどんな?


娘Aの感想。


「萩尾望都の絵が人になっていた」


ほんと。
軍服とか、傷だらけの怪物とか、
ヘンな紫のカツラかぶったりだとか、
色々なのに、
どんな格好をしていても眩いばかりの美しさ。
マンガみたい。


娘たちの感想。
・常に目の中に星があった
・人を殴る指の先からも星のカケラが出ていた


結論。


顔が雑音すぎて、
歌が入ってこなかったっ!!

(≧▽≦)


日本の劇場でも思うことですが、
前過ぎる席は劇場が大きいほど
音が頭の上を通過してしまったりするのです。


更に、今回は舞台にも近く、
役者さんたちのちょっとした息遣い、
ピンマイクの反響、
アンサンブルのそれぞれの声などが
イヤでも聞こえてしまって、
贅沢すぎるのですが、
脳内で処理するのに忙しく没入感も低め。


加えて、お2人のあのビジュアル!
私的に、「フランケンシュタイン」ではなく
「ロミオとジュリエット」とか
「ベルサイユのばら」で観たかった。
男性2人ですけれど。


私たちの周りはほぼファンの方のようで
私のお隣の女性はあんな前なのに
オペラグラスを手放さず、
ずっとガン見状態。


メインはドンソクさんですが、
ウンテさんお1人のときはウンテさんにロックオン。


あの距離。
おそらく全身ではなく「お顔」だけを
追っていたのではないかと。


役者さんのお姿目当てだったとしたら
最高の席だったと思います。
推しのすべてが見える!


また前回、私たちがびっくりした
うおーーーーーーーーーーっという歓声、
おとなしめ。
それもそのはずで、観客が女性主流。
日本の劇場のように男性は少数でした。


作品のファンというよりも、
ドンソクさん、ウンテさんのファンなのでしょうね。


そして、お顔だけではない韓国キャスト陣。
やはり歌は上手かった。
ドンソクさんは緩急つける歌い方。
演技も、人を見下すような態度と
逆に甘えるようなしぐさが絶妙で
周りの人たちが無条件に奉仕するのも納得。
カリスマ性のあるビクターでした。


ウンテさんは第1部の親友アンリ役では
思っていたよりも高音で歌われていて
それが得も言われぬ美声。
張りあげているわけでもないのに
綺麗に通って、まるで天上人の声。
第2部の怪物では、それがゾッとする低音で。
演技も含めてウンテさんオンリーワンの
「怪物」なのだろうな、と。


お2人、アドリブではお茶目で可愛らしく、
眼福でした。


自力では到底取れそうもないお席。
ラビツアーさん、ありがとうございました♪


ところで、前回驚愕したカーテンコール。
韓国へミュージカルを観に行こうツアー⑤ カーテンコールはタイタニック号状態 - Time is life


熱狂的ファンたちはどうかな?
と思ったら、
終わった瞬間にスタンディングオベーション、
主役2人が揃っておどけたダンスを披露。
大歓声のうちに幕。


はい、皆さん、サーッといなくなりました。
スタンディングオベーションの時点で
もう肩にバックをかけていましたし。
帰り支度ばっちり! 
の状態でのスタンディング。さすがです。
ファンの方は出待ちに走ったのかもしれませんしね。


ホテルに戻ってから、娘A、


「凄かったね。韓国のアイドル、
 キラキラだった」


と言うので、


「あの2人はアイドルじゃないよ。
 アイドルは明日」


翌日のマチネ、主役のビクターが
K-POPグループ、SUPER JUNIORのキュヒョンさん。
いわゆる「アイドル」です。


「え? あんなキラキラでアイドルでないの!?
 じゃあ、アイドルは!?
 アイドルは、どうなっちゃうの!?」


どうなっちゃっていたかは、また。
( ̄▽ ̄)



前回、別の階から席についたため、
気づかなかった撮影スポット。



皆さん、椅子に座ったり、
本を手にとってポーズを決めたり。
楽しそうでした^^


韓国はこういったファンサービスも充実しています。
素晴らしい。



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m