Time is life

毎日笑って過ごします^^

ポーラ美術館のピカソ展

旦那君と箱根。ポーラ美術家のピカソ展に行きました。


ピカソ。絵画の素養がない私でも知っている画壇の巨匠。
若かりし頃の私は、同じく箱根にある彫刻の森美術館でピカソの作品を鑑賞し、「〇描いてチョン、じゃん」と思って、さっぱり良さがわかりませんでした(^^;;; 失礼しました、、、


が! それから数年後。
友人とバルセロナのピカソ美術館で、幼少期からの作品群を見て衝撃を受けました(◎_◎;)
おそらく、周囲の誰が見ても才能を感じさせたのでしょうね。
ものすごーい幼少のときの落書きみたいな絵までちゃんととってあって展示されていました。


10歳を超える頃にはもう成熟したような絵を描きはじめ、その後は、作風を変え、視点を変え、構図を変え、色を変えて何枚も何枚も作品を生み出しています。
考える前に絵筆を動かしていたのではないかと思うほどです。
描きながら考える、探る、捨てる、変える。


自分は何者なのか。自分はどこへ行くのか。自分はどこまで行かれるのか。
膨大な作品群からは圧倒されるほどのエネルギーとパッションがほとばしっていました。
あの、彫刻の森美術館の「〇描いてチョン」はこの作品群を生み出した果てに見出した彼の軌跡のひとつなのだと初めて理解しました。


バジニアさんのブログに、そのバルセロナのピカソ美術館のお写真が!
貼り付けさせていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
バルセロナの旅  3 - バジニア旅日記
バジニアさんの旅日記、この前後のガウディの建物群なども素敵です♡



ポーラ美術館には、そのピカソの「青の時代」からの作品が展示されていました。
まだ画家としての成功を手に入れる前。貧困の中で、同じく底辺の暮らしをしている人々を描いては消して、その上からまた新たな絵を重ねて描いた日々。


私はできるだけ完全なドキュメンテーションをぜひとも後世に残したい」と、作品に日付を入れ続けていたというのを今回初めて知りました。


彼は一人の人間として、自分の足跡を「ぜひとも」残したいと願っていたのですね。
そして、その熱望を生涯にわたって消すことなく持ち続けた。
凡人とはその熱量のスケールが違ったということでしょうか。



私の好きな作品も展示されていました。「母子像」。



久しぶりにゆっくりと絵画を鑑賞しました^^ 楽しかったです♡
思いがけなくゆっくりできた箱根1泊2日の旅。旦那君に感謝です\(^o^)/ ありがとうm(_ _)m



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m