Time is life

毎日笑って過ごします^^

放射線治療時のバックミュージック

先日のmarionさんのブログ。リブログさせていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m



転倒されて大変なことになってしまったmarionさん。
ドキドキしながら拝見しました。
しばらく痛みも続くと思いますがご無理なさらない程度にリハビリを!(難しい(^^;;;)


そして、冒頭の記事。以前手術されたときの音楽のくだりを読んで思い出したことがありました。


私は一昨年、乳がんの手術後に放射線治療を受けました。
経験者の方はご存じのことと思いますが、放射線治療は一回の治療時間は短いものの通院は毎日となります。
私も病院が休む土日祝日以外の平日はほぼ一ケ月毎日決められた予約時間に通いました。


最初の治療日に緊張しながら放射線治療室に入った時、流れていたのはジュディ・オングさんの「魅せられて」でした。


懐かしさに肩の力が抜け、次に流れた松田聖子ちゃんの「赤いスイトピー」を心の中で口ずさみながら治療に臨みました。
以後、放射線治療室でのバックミュージックはすべて昭和の歌謡曲。
竹内まりあ、アン・ルイス、サザンオールスターズ、尾崎豊、中島みゆき、ユーミン、、、
ふいに天地真理さんの「恋する夏の日」などもかかかったりして。


放射線技師の先生は皆さんお若い方ばかりでしたが、放射線科の主治医が私と同年代の女医さんだったので先生のご趣味かしら? などと思っていました。


そんなある日、私が待合室に入ったところ治療室がバタバタしておりました。
どうやら私の前の患者さんが別の診療にかかっていて遅れていらっしゃる様子。
何度か電話などでやりとりをされていましたが、結局「まりんさん、お先にどうぞ」と治療室に通されました。


その時にかかっていたのが洋楽のロックで、あら、今日は珍しくロックだわ、と思ったのもつかの間、曲がプツッと止まり、山口百恵さんの「さよならの向こう側」に代わったのですΣ(・ω・ノ)ノ!


え? もしかして今までの昭和歌謡は私向けだったのーっ( ゚Д゚)


中森明菜ちゃんの「北ウイング」を聞きながら呆然と治療を受けました(^^;;;


患者の年代に合わせるのか、それとも年代に加え雰囲気にも合わせるのか?
私は歌謡曲好きに見えて、生年月日から昭和歌謡曲を選んだのか?


クラッシックとかヒーリング音楽という選択肢は無かったのかと思いながら、実は歌謡曲は絶妙なチョイスかもと思いました。


クラシックもヒーリング音楽も好きですが、放射線の治療時間は本当に短いです。
特に照射の調整などがない日は入退室を入れても歌謡曲にして2、3曲分。
クラシックも小品はたくさんありますが、インパクトとしては弱い気がします。


毎日毎日、天候や体調がどうであれ、ほんの数分の治療のために決められた時間に通院です。
優しいピアノ曲がさらさらと流れているよりも、歌詞があり、曲を聞くだけで幼い日や元気だった10代、20代の日々に連れ帰ってくれる曲がどれだけ気分を変えてくれたことか。


その証拠に病院へ行く道で「今日は何の曲かな」などと考えましたし、治療中はだいたい心の中で一緒に歌っていました。


治療最終日の最後にかかっていた曲はゴダイゴの「ガンダーラ」。
その一曲前が太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」でした。


真相は闇の中ですが、技師の先生方、皆さんとても丁寧で優しかったです。
主治医の先生も含めた心遣いだったのかと思っています。
洋楽のロックを好みそうな患者さんはどんな方だったのでしょう。
お元気だといいなと思います。



娘Bからもらった夜のディズニーシーの写真。夜も空が綺麗。



そういえば、marionさんは手術前に希望の音楽を聞かれたようですが、私は乳がんの手術時には音楽は無かった気がします。
覚えていないだけ? (^^;;;


ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m