包丁は湯で洗うな
20代の独身時代、友人と一緒に通っていたお料理教室。
そこの中華料理担当の先生が、毎回必ず言っていた言葉。
「包丁は絶対に湯で洗うな」
切れ味が鈍るそう。
その言葉が耳にこびりつき、どんなに寒い日にでも包丁は水洗い。
最近、切るように冷たかった水がようやくぬるんできたのでホッとしています( ̄▽ ̄)
私の包丁は父の弟である叔父から結婚祝いに頂いたものです。
和食の料理人で、私が生まれたときにはまだ実家に住んでいてそれはそれは可愛がってくれました。
独立し、自分が結婚したときも、
「男なんて育てたくない。子供が女の子じゃなかったら橋の下に捨てる」と(^^;;;
念願かなって女の子2人に恵まれましたが、父と一回りも年下だったのにあっさりとこの世から旅立って行ってしまいました。
いただいた包丁は2本。私の名前が刻んであります。
切れなくなると研いで、冷たい水で流して洗います。
今これを書いていて気づきました。
「切れる」って「切ない」と同じ漢字ですね。
昨日はこちら地方も雨でした。お散歩道の桜、ほぼ満開。
叔父上、そちらでも楽しくお料理していますか?
私がそちらに行った暁にはまた美味しいご飯をよろしくね!
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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