Time is life

毎日笑って過ごします^^

夜、眠れなくなってしまった本

少し前のこがねのいずみさんのブログ。
貼り付けさせていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m



寝る前の過ごし方についてで、
脳が興奮するような小説などもダメらしいと。


こちらの記事を拝見してから、
自分なりに気をつけていたのですが、
うっかり、「触りだけ」と思って開いた本が
途中で止められずに一気読みの完読。
結果、眠れなくなりました、、、。


川上未映子さんの「黄色い家」。
せつないお話でした。(;;)



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世の中には深く考えない、
「周囲に流されるだけ」という人がいて
そういう母親に育てられた母子家庭の少女が、
他の人たちが当たり前のように持っている
(ように見える)
家族とか、その家族が集う「家」を手に入れ
それを守ろうとするお話。


お金も後ろ盾も学歴も
何も持っていなかった主人公。
かすかな絆から得た「家族」と「家」を守るため
恐怖を感じながらも犯罪に手を染めていきます。


その中で「周囲に流されるだけ」の人の
善良さや弱さ、危険なほどの脆さに気づき
慄然としていく様が裏社会の非情さとともに
リアルで胸に迫るものがありました。


ちなみにタイトルの「黄色い家」とは
文字通り、黄色に彩られた家のこと。
「普通の生活」をするために
がむしゃらにお金を稼いでいく主人公が
あるきっかけから風水にのめり込み、
金運を呼び込むための「黄色」に執着したから。


風水も占いも、家や家族も
生きる「たより」にもなる反面、
自分自身を縛り付けるものにもなりえます。
そして、どこまでもついて回るお金の問題。


登場人物の1人のセリフ。
深く考えない人たちのことを、
あいつらは、考えないから幸せなんだよ


考えれば考えるほど、世の中ままなりません。
主人公もたくさん悩み、傷つき、苦しみます。
考えずに流された方が楽と言えば楽ですが、
流される先は自分で選ぶものではない
人任せの運任せ。
自分自身で選びとる道ではありません。


どちらが幸せか?
私はやはり自分で考えたいです。
自分の人生ですからね。


というようなことで!
うまく入眠できず!!


しばらく夜の読書は絵本にしようと思います。
選んでおこう。


まずは、「家族」つながりで、
ヒグチユウコさんの「せかいいちのねこ」
最高にあたたかい気持ちになれます♡



「家」つながりで、
島田ゆかさんの「バムとケロのもりのこや」
娘たちが今でも大好きなシリーズ。
私も大好きです♡



懐かしいところで、これとか?
さとうさとるさんとむらかみつとむさんの「おおきなきがほしい」。
今でも憧れる素敵すぎる樹上の家♡



絵本は今のところ断捨離対象外です。
今日はきっとすぐに眠れるはず!
本好きの方々は夜、何を読んでるかな?



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m