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旅の思い出⑰ がん患者が集まる玉川温泉で噴気を浴びる

私の乳がんが判明したとき、旦那君が「がんに効く温泉があるらしい。湯治に行ってきたら」と。
その湯治場というのが秋田県にある玉川温泉でした。
人体に害のない程度のラジウム放射線を含む泉質で、全国からがん患者が集まる温泉で有名だそう。


が、そんな鄙びた(個人的なイメージです)
温泉地の狭い(個人的なイメージです)
何もない畳の部屋(個人的なイメージです)に1人で長逗留?
ありがたい提案でしたが、私的には心が病みそう(◞‸◟) と辞退させていただきました。


後生掛温泉から自宅へ帰る帰路、その玉川温泉へ寄りました。
もしかして、現地を見たら「1人でも何でも湯治に訪れたい!」という気持ちになるかも?


玉川温泉、大変にぎわっておりました。


皆さん、お宿ではなく岩山目指して歩かれて行かれるので、私たちもそちらの方へ。


朝お散歩した後生掛自然研究路の「もう少し自由度の高い」バージョンという雰囲気でした。
道はありますが、道からはずれた岩山の方へ足を踏み入れている方々が多数いらっしゃいました。




「テント」と書かれた建屋も3棟ほどあり、定員いっぱいに人が寝ていらっしゃいます。
テントの周りに傘やご自分で持参したらしい普通のテントを張っていらっしゃる方も。




特に人が多かったのがこの場所。



噴気が風にのって飛散する道やその近辺の岩にそってずらりと傘が並び、
その下で横になっている方々がたくさん! 大渋滞です。


大噴の蒸気です。お写真を見るだけで熱気が思い出されます(^^;;;



お天気も良かったのですが、地熱の影響もあって岩山全体がとにかく暑い。
岩盤浴しなくても汗だくになりました。



そう! 
全国から集うがん患者さんたち、玉川温泉の湯ではなく「岩盤浴」目当ての方も多かったのです!


天然記念物になっている北投石と呼ばれる石が玉川温泉にはあり、
その石から微量の放射線が出ているそうです。
日本で唯一、世界でも台湾とここでしか見つかっていない貴重な石とのことで、
その石の上に横たわると温泉に入っているのと同じような効能を得られると。


なるほど!


ちなみに玉川温泉、新玉川温泉ともまったく鄙びたご様子はありませんでした。
でも、訪れるなら1人ではなく、やっぱり誰かと来たいかなぁ(^^;;;


いらしていた皆さん、日傘やテント、ゴザ、大判のタオルと準備万端でした。
さすがです。
次に訪れる時は、私も用意してきたいと思います。



帰りがけに寄った八幡平ビジターセンターで見かけたイラスト。



人も自然の中で生きさせていただいている一種。
豊かな自然の恵みを享受させていただき、
その自然とともに生きる人たちの恵みもたくさんいただけた旅でした。


長時間運転してくれた旦那君にも感謝です^^
どうもありがとうm(_ _)m



ここまでお付き合いいただいた方、いつも来てくださる方も、ありがとうございましたm(_ _)m


ようやく旅の思い出終わりました(^-^;;; 
が、あとひとつだけ、おまけの記事を明日、、、。