Time is life

毎日笑って過ごします^^

コンビニでの出来事とひきこもり

用事があって近所のコンビニへ行ったところ、レジに列ができていました。
ご高齢の女性がレジ前にいたのですが、お金を取り出すのに時間がかかっているご様子。
お財布をさぐってはひとつずつコインを出しています。


ようやく精算が済みましたが、今度はレジ前に座り込み(本当に床にペタンと)、その場でカゴから買った物をショッピングカートへ移し始めました(^^;;;
レジの方が「お客様こちらで」と声をかけて脇へ誘導しようとしましたが、きれいに無視。
「お手伝いします!」とレジの方が入れ始めると、、、気に入らないようで入れたものを出してカゴへ戻します。
そして、ゆっくりゆっくり、ご自分で入れ直し(^-^;;;


おいくつくらいだったでしょう。80代か90代か。
痩せて小柄な方でしたけれど、カゴいっぱいに色々な物を買われていて、
ふと、介護でお邪魔していたお宅を思い出しました。


ご高齢の奥様が寝たきりの旦那様を介護されていて、そのお手伝いに伺っていました。
このお宅の玄関を入ってすぐのお部屋が「開かずの部屋」でした。
一人息子さんが引きこもっているとのことで、ケアマネさんから「息子さんの話はタブー。触れないように」と。
言いつけ通り、私たちも、そのお宅がご夫婦2人きりで住まわれているようにふるまいました。


いつも奥様がたくさん買い物されていて、台所にいらっしゃるのが常でした。
お昼に伺っても夜に伺っても、2つのお盆に旅館で並ぶようなお食事を作られていました。
奥様は細身の小さい方でしたが、2つのお膳はいつも大盛。
その横にお皿を1枚置いて、そこに少しだけお惣菜や魚やご飯を盛っていました。
お膳は旦那様と息子さん用で、お皿が自分用だったのだと思います。


旦那様が亡くなられたので、私たちとはご縁が切れました。
「タブー」視された息子さん。
本当にいないことのままで良かったのかなと今更ながらに思います。
私たちは畑違いでしたが、せっかく外から人が入ることになったのです。
何かを変える一つのきっかけになりえたかもしれません。
でも、それも奥様のアクションがあってこそのこと。私たちから切り出すことはできません。
「物」は自分1人で整理することもできますが、家族はそうもいきません。
息子さんとお2人、今どうされていらっしゃるのか。


性格もあると思いますが、高齢になると新たな変化を受け入れる行動力や柔軟性、想像力なども衰えていくのが常でしょう。体力も低下していきます。
できる限り、人様の迷惑にならないように生きていきたいですが、なかなか思い通りにはならないのでしょうね(--;;;



娘B、先日からゼミの合宿へ。先月後半から、ほとんど家にいません(;´∀`)
道中、車窓から富士山が見えたと写真を送ってくれました。
青い空と白い富士の山。美しいですね。



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m