むちゃくちゃクール! 千葉雅也「デッドライン」
本好きの習性で書評を見かけると読んでしまいます。
少し前から定期的に目にするタイトルがありました。
千葉雅也氏
「デッドライン」
書評の大半が、
新感覚でクール
最高にカッコ良い、と。
ほーっ( ゚Д゚)
読んでみました^^
感想。
時代が違う!
昭和じゃない!!(とっくの昔にそう)
本当、むちゃくちゃカッコ良い!!!
主人公は、恵まれた家庭に育った大学院生。
同性との刹那的な関係を繰り返しながら、
それが自身のコンプレックスにも影にもならず、
学校では学問の世界に浸り、
自分の性癖をカミングアウトしている友人たちとも軽やかに交流する。
父親の経済状況が怪しくなってきても、
現状を受け止め、次のステップを踏み出すしなやかさを失わない。
作者さん、「イマドキ」の若い作家さんかと思いきや、
1978年、昭和生まれでしたΣ(・ω・ノ)ノ!
大学教授という職にある方のようで、
おそらく学生さんたちとの触れ合いの中で、
常に感覚をアップデートされていらっしゃるのでしょう。
尊敬。
また、東大卒という経歴もお持ちで、
物語内で主人公が学問に傾倒していく場面もあり、
頭の良い方って、こういう感覚で学問を面白いと思うんだなぁと、
まったくお勉強にのめり込めなかった私には新鮮でした。
楽しそうで良いなぁ( ゚Д゚) 今からでも遅くない?
得難い読書体験。
千葉先生、出版関係各位の方々、ありがとうございましたm(_ _)m
友人から差し入れ。「ジャンクなつまみ系だけど」(* ´艸`)
旦那君にあげました^^
友、ありがとう\(^o^)/ ご馳走様m(_ _)m
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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