何事も人によります
ゆる~く私物を断捨離中です。
先日、本棚から発掘したご本。
あさのあつこさんの「バッテリー」。
野球に打ち込む中学生の成長を描いた児童書で
映像化もされた作品です。
ハードカバーの立派なご本で全6巻。
こちらは当初、借りて読んだのですが、
中学生男子の心の機微が面白くて、
再読したくなったときに購入しました。
購入時、実はもう文庫化されていて、
いつもの私なら迷わずに文庫を選びますが、
この作品は、あえてハードカバーにしました。
なぜならば、
佐藤真紀子さんの描かれた挿絵が
それはそれは素晴らしかったから。
それをある友人が知ることとなり、
「絵のためだけに高いお金払ったの。
安くて軽い本も出てるのに?」
と驚かれました。
何事にも合理的で有能な理系の友。
以前にも私が大枚はたいて観劇するのを
「わからん。DVDで良くない?
同じ作品でしょ。
DVDなら手元に残るし何度でも観られるよ」
と言った輩です。
ノー、ノー。
違います。
ライブで観るのと映像で視聴するのとでは
全然、世界が違う。
挿絵も、友人にとっては「たかが絵」ですが、
私にとっては豊かに語りかけてくれる逸品です。
ちなみに私はこの理系の友人が大好きです^^
さっぱりしていて、裏表なく発言するので
面白いのです。
以前、お祝い事でたくさん花束をもらったとき、
ご近所の花相場を聞かれました。
なぜ?
「お返しをいただいた花と同額にしたいから」
自分では思いもよらない思考が突飛すぎて最高。
もっとも、友人にとっては私が「変」で、
自分がスタンダードなのでしょうけれど。
人って本当に様々です。
「バッテリー」、私は主人公の弟君のファン♡
賢くて可愛いすぎ♡
巧と青波兄弟^^
- バッテリー (角川文庫)
- KADOKAWA
- Digital Ebook Purchas
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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