家族でも理想とする形は別
自宅リフォーム中の我が家。
強制的に色々断捨離したという話から、
友人が「断捨離できるものはいいなぁ」と。
友人が断捨離したくてもできないもの。
それは、ご実家の草木。
マメな性格の友。
ご実家で母上が1人暮らしをしているというのもあり、
定期的に里帰りしています。
庭付き一軒家で、
お庭には亡き父上が丹精した草木がたくさんあり、
とくに目立つのが大きな松の木2本。
ご高齢の母上はもう庭木をいじれず、
(もともと旦那様の趣味ですし)
友人はアレルギー持ちで
草木も触ると肌がかぶれてしまうため、
松の木も含めた庭の手入れを
シルバー人材センターに頼んでいたそうなのですが、
この夏、ご近所の方とトラブルとなり、
以後、派遣できないと断られてしまったそう(◎_◎;)
私は知らなかったのですが、
松の木は他の木よりも剪定が難しいそうですね。
できる方が少ないので、料金も高めで、
民間に頼むと1本につき3万円くらいかかるそうです。
つまり2本で6万円。
加えて、その他の草木の手入れと雑草取りで4万円。
合計10万円。
それを夏と冬の2回。
年間20万円也の出費になる計算。
「切ってしまいたいけど、
昔からある木を切るのは良くないと母は言うし、
手を入れずに放っておくのも防犯面で怖いし」
おそらく立派な木なのだと思いますが、
あまりに大きいものは人の手に余りますね。
そんな話を聞いた夜、旦那君が、
クロスを張り替えたリビングに
背の高い書棚を入れたらどうかと言い出しました。
は? ( ゚Д゚)
なにゆえに今、書棚??
「本は捨てない方がいい。
天上付近までの書棚を入れたら、そこそこ入るでしょ」
誰も読まない本を飾っておいても
邪魔で危険なだけです。
しかも、リビングなんて一番埃になります。
「私はいらないと思うけど、娘たちに聞いてみるね」
と言っておきましたが、
娘ABも即答で「いらない」でした。
ですよねぇ。
ほとんど紙の本を読まない娘たちです。
書棚どころか紙の本もよほどの希少本でない限り
いらないというのが正直なところでしょう。
捨てたくないものは捨てなくても良いですが、
私は自分の本を手放していきますし、
手に余るような大物家具などももういりません。
むしろ、今ある本棚も捨てるつもりで
積読本と再読本を読んでは手放しています。
ずっと一緒に生活していても
理想の形が同じ、ということも無いのですね。
写真が趣味の娘Aも
物を置くよりも何もない空間の方が
外の光が綺麗に入るのでありがたいようです。
ミニチュアの書棚ならともかく、実物は
「なにそれ。いらんわ」ですって(^^;;;
その娘の小さきものたちコレクションから。
アイスが本物にしか見えません!
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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