Time is life

毎日笑って過ごします^^

お金のかからない趣味

おひとりさまの友人、60歳に手が届きます。
働かなくても食べてはいかれるそうですが、
働かないと「遊ぶ」ことができないと。


大好きなパンを食べられるカフェに行ったり、
都内に数多ある美術館巡りや舞台鑑賞。
歩けるうちに旅行にも行きたい。
習い事もしていて、それも続けたい。


確かに、魔都、東京。
かけようと思えばいくらお金があっても足りません。


でも、逆に東京は聖都でもあります♡
無料で遊べるところやイベントもたくさん!


公園、神社仏閣、絵や写真のギャラリー、
ホテルのラウンジ、各地区にある図書館。
コロナ禍で無くなっていた
お祭りやフリーマーケットなども復活しています。


出かけられるうちが花。
優先順位とメリハリをつけて楽しみたいです。



私の趣味の中でお金をかけずに楽しめるものといえば読書です。
資金が続けば、好きな作家さんの本は買いますが、
無い袖は触れないとなっても読書は続けられます。


家には山ほど本がありますし、
外出OKなら図書館で借りることもできます。
在宅のまま無料で読める電子書籍もあります。


昨年末からぶっ通しで読んでいたのが
綾辻行人氏の館シリーズ。
再読ですが、初めて通しで読みました。
こんな読み方ができるとは本当に幸せです。
育児真っただ中やフルで働いていたときには
絶対に叶わなかった贅沢な時間の使い方です。


一番好きな作品は「時計館の殺人」ですが、
読み終わりたくないくらい没入したのが「暗黒館の殺人」。
綾辻先生がお好きなものを全投入したという
連載足掛け5年という超大作です。


人里離れた湖上に築かれた
よくないものたちが住むという黒い洋館。
せむしの門番、美しくも異形の双子の少女たち、
通常の時の流れから逸脱してしまった少年、
からくりと秘密に満ちた薄暗い館内、
そこに招かれた夭折の詩人の名でよばれる青年。


興味のない方にとっては、
なにこれ? どーでもいいわ、
という謎と恐怖と怪奇に満ち満ちた作品です。


それが文庫本にして4冊。
読み切るのにたっぷり1週間( ̄▽ ̄)


できれば、読書の合間に掃除も皿洗いもしたくなかった。
友人にも家族にも会わずにこもっていたかった。
「中也青年」とともに謎に満ちた館にどっぷりと浸りきっていたかった!
というぐらいの魔力に満ちた作品。


至福の時でした。
また読もう。
と、本棚に戻しました。
館シリーズ13冊、保存決定。


綾辻先生、関係各位の皆様、読書の楽しみ、ありがとうございますm(_ _)m
現在連載中という新作も楽しみにしています!


ながーく読書を続けるためにも
目を労わらねば、とも思った年初でした。



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m


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