凪良ゆう「汝、星のごとく」
昨年の本屋大賞受賞作、
「汝、星のごとく」を読みました。
大変美しい装丁のご本で、
著者がノリに乗っている感のある凪良ゆう氏。
評判も高く、読みたいとは思いつつ、
ハードカバーに手が出ずにいました(^^;;;
が、スピンオフ作品も発売され、それも評判に!
これは早く読まねば(^-^;;;
ということで、手にとりました。
主人公は恵まれない家庭に育った男女2人。
それぞれの視点から進む恋愛小説です。
閉鎖的な離島暮らし。
娯楽のない島ではささいな人間関係も
「リアルエンターテイメント」として口の端にのぼります。
経済的困窮に、
ネグレクト、ヤングケアラー。
苦しみもがく暗闇のような生活の中、
夜明けの空にまっさきに瞬く一番星のように
ただ一つさす、光。
女性の社会的不利やネット社会での怖さ、
何の保証もないフリー仕事の厳しさなど
現代の問題点をちりばめつつ、
不器用な生き方しかできない2人の
愚かさや優しさ、臆病さが本当に切なかったです。
読み終えた後も、
「汝、星のごとく」というタイトルだけで
涙が出る状態に、、、。
タイトル、最高。
浮き沈みを経験しながら大人になった櫂の
出会った頃の面影を残したまま成長した
暁海への想いが全て込められている!
凪良先生、関係各位の方々、素敵な作品をありがとうございましたm(_ _)m
泣かせていただきました(;;)
娘Bのアルバムから。
ふなばしアンデルセン公園。
1月チューリップまつりだったそう。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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