「屍鬼」「十二国記シリーズ」「残穢」など、
映像化作品も多く、ベストセラー作家の小野不由美先生。私も大ファンです。

小野先生にはファンの間に伝わっている「中庭同盟」という幻のご本があります。

デビュー当初にご本人が発行していた情報ペーパーがあり、
その中に載せていた短編を集めた、いわゆる「同人誌」です。
ご本人様公認で猫猫組さんという方が編集、発行されたようです。
商業ベースに乗っていないため、稀にメルカリなどで出てもものすごい高値（－－；；；

それが、東京都の国立国会図書館にあるのです。
読めますよー、　国立国会図書館に行けばっ(=ﾟωﾟ)ﾉ

読みたい！　と思い続けて、
今年、2度ほど国立国会図書館へ足を運びましたが、空振りました（－－；；；
国立国会図書館にはコピーサービスがあり、リクエストが入ると本が貸出不可となるのです。

ちなみに著作権の関係でコピーは全体の1/2程度。
「中庭同盟」は劣化してきており、更に制限がかけられ一回のコピー枚数は30頁までだそう。
お金を払ってコピーをお願いしても全部は読めません。
やはり行かねば！

ということで、ネットで貸出不可でないかを確認し、3度目の正直！　
と出向いた結果、ようやく読むことができました。

噂通り、ご本は別室でのご用意です。

少し前に新旧読み返した「ゴーストハント」シリーズ。
15＋2 - 乳がん手術後の生活あれこれ
その短編が8編収録されていました。
登場人物たちの「日常」を描いたものですが、そこは小野先生。
新しく出版された角川文庫に入れていただきたかった出来でございます。

「十二国記」も2編ありましたが、こちらは、どちらも文庫本の短編集で読んだものでした。

念願かなって、無事に読めました＾＾
猫猫組さん、きちんと納本していてくださり、ありがとうございました＼(^o^)／

「利用集中」と表紙にあったご本、確かに少し傷んだご様子でした。
末永く閲覧できる状態が続くようお祈り致します。

私もまた読みたくなったら、再訪したいと思います＾＾

ここまでお付き合いいただいた方、いつも来てくださる方も、ありがとうございましたm(_ _)m