Time is life

毎日笑って過ごします^^

なぜシニア本が全盛なのか自分なりに考えてみました

ムラゴン村の方々も何人か書かれていましたが、シニア本が一大ブームです(^^;;;
私もご縁があり、何冊か拝読しましたが、本だけでなく雑誌の特集も「節約」と「シニア年齢の生活スタイル」が目につきます。


年齢別の指南書は、以前はもっと若い方たちがターゲットだった気がします。
20代、30代、40代までに〇〇をしよう!
成熟した大人になるために、社会常識、マナーや気配り、生活力を身に着けよう! 的な。


ところが現代は、10代20代向けにそのような本を出しても売れないのでしょうね。
でも、50代以後の「読書が趣味」世代はまだ本にお金を出す層がいる。
小説などは中古や図書館などを利用しても、自分の関心の高い分野には新刊や雑誌を買ったりします。


では、なぜ自分たちと同年代や上の世代の生活スタイル、健康に関心を寄せるかというと、
それは、もう不安だからに尽きると思います。


先細りの日本の中にあって、自分がいつまで生きるのか分からず、社会の行方も不透明。
できれば周りに迷惑をかけずに、最後まで自分らしく生きていきたいけれど、
そのためには、お金がいくらあって、健康をどう維持して、どうやって生活すれば叶うのだろうと。


何冊、本を読んでも実はすべて「参考」なのですが、それでもやはり少しでもヒントが欲しいと思うのでしょう。


実際、私も何冊か読ませていただいて、参考になったり、元気と勇気をいただいたりしました。
ご自分で執筆された方もお医者さん本のネタになられた方も、皆さん様々な経験をされています。
それは、社会人として生きている私たちも皆、同じです。
皆、それぞれの人生で色々なことを経験し、その人なりに頑張られて、今に至っています。


実在する「市井の人たち」や、作家さんたちが能力をふりしぼって構築する「架空の人々」。
人との出会いも、本との出会いもご縁だと思うので、出会えた書物の中の方々や時代なども参考に、自分の生活においては年齢は一つの節目としても意識し過ぎず、身近な人たちを大切にして、お互いに頼ったり頼られたりしながら思い出を重ね、自分らしく命を全うしたいなぁと思う次第です。



友人と上野の「兵馬俑と古代中国」展へ。実は、30年前、旅行で現地の兵馬俑坑へ行っています。
当時は第1坑と3坑が公開されていました。
埃っぽい巨大な穴の中に、数えきれないほどの兵馬俑がそれぞれの表情と身支度をして立錐の地なしに立ち並んでいて鳥肌が立ちました。


当時、上から覗いた兵馬俑を、上野では見上げながら拝見しました。
単独でも迫力満点。凄いですね、古代中国、、、
そして、現代でも影響力が大きい大国です。
各国私欲に走らず、仲良く共存できる道はないのでしょうか、、、。




ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m