Time is life

毎日笑って過ごします^^

今読むか、順番を待つか

先日アップした記事。永井紗耶子「木挽町のあだ討ち」 - 乳がん手術後の生活あれこれ
しゃんさんからコメントいただきました\(^o^)/ ありがとうございます^^


ラジオでこの「木挽町のあだ討ち」について作者さんが語っていらして、図書館に予約したところ10番待ちだったという内容でした。


それを拝見して思い出したことが。


ずいぶん前ですが、友人が東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」を予約したところ、予約数が1500人超で、皆が期限内に返したとしても手元に届くまでに1年半かかるΣ(・ω・ノ)ノ!
「まりん、持ってる?」
と聞かれたことがあったのです。


残念ながら、私は東野圭吾さんは文庫派(^^;;;
コンスタントに新刊を出されるのでハードカバーで揃えていたら、それだけで本棚がいっぱいに!
絶対に文庫になる作家さんでもあるので、じっと文庫になるのを待ちます。


「届くのが先か、文庫が先か」と友人と笑ったのですが、結局貸さなかったので、おそらく手元に届いたのが先だったと思われます。


「容疑者Xの献身」、私はこの作品が直木賞など様々な賞を受賞し映画化されたのを観たあとに読みました。


正直、映画の印象が強くて、小説の方は映画との相違を確認するようにして読んだ記憶があります。
今でも思い出すのは文章ではなく映画の方です。


ガリレオの福山雅治さんはもちろん、敵役である石神哲哉を演じた堤真一さんが素晴らしくて。
いつもは颯爽とした二枚目さんが、こんな萎びた孤独な人物になれるのだ! と。
彼が憧れる松雪泰子さんも美しく、小説の登場人物たちの姿も映画の役者さんたちで読みました。


それはそれで楽しかったのですが、例えば、先日購入した「木挽町のあだ討ち」は、まったく視覚的な植え付けがないまま自分だけの世界として楽しみました。


登場人物たちの姿形、風情、声色、口調など、自分なりの彼らが1冊を読む間にできあがっていくのも楽しかったことのひとつです。


そして、まだ船出したばかりの新しいご本。
今後、ドラマや映画、舞台などの原作として登場するかもしれませんし、
万が一、何かの賞を受賞されたら、「やっぱり!」と我が事のように喜ぶと思います^^


本との出会いもタイミングですね。
何にせよ、本の値段も上がっている昨今。
お金も時間も有限。
自分の諸事情に加えて、たまに訪れる直感を信じて読む本を選び、その出会いを楽しみたいと思います^^



鹿児島からふるさと納税の牛肉が届きました♡ 3回届くうちの1回目です^^
焼き肉かなぁ。



ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m