お金持ちの家ほどゴミは少なく美しい、そうです
先日の記事。年度末の小学校内 - Time is life
年度末、小学校に紙ゴミが山積み! でびっくりしたことを書きました。
新年度が始まり、GWも目の前ですが、まだゴミは山のままです(^^;;;
ゴミ集積所のものから減ってはきていますが、
学校内の廊下に積まれたものは未だに残っております。
裏口の方なので、新入生や父兄が出入りする場所ではありませんが、
なぜーっ??
と一瞬思いましたが、考えてみれば当たり前です。
紙ゴミなどの資源回収は週に1回。
もちろんゴミ収集車のキャパシティは決まっています。
小学校のゴミを一気に回収したら、もうそれで満杯になり他の集積所のものが回収できません。
学校側との暗黙の了解で回収をセーブしているのでしょう。当たり前の事でした。
それで以前読んだお笑い芸人さん兼ゴミ収集のお仕事をしている方のご本を思い出しました。
あれ、なんだっけと調べたところ、2020年9月に続編が出ておりました!
日本のゴミの最終処分場の寿命は今のままだと残り20年ほどだそうです。
ゴミを燃やした灰を埋める場所がどう見積もっても20年ほどで満杯になると。
税金を使ってのゴミ収集は赤字も赤字で、国としても大きな負担。
前作同様、笑いのオブラートに包みながらも危機感と日本人のマナーを問うてきます。
前作でも話題になった「お金持ちほどゴミが少ない」についても更に掘り下げており、
お金持ちにもランクがあって超お金持ちになるほどゴミが異様に少なくなるとのこと。
日本だけでなく、米兵のゴミを収集する方の話も載っていて、
やはり階級が上の層ほどゴミが少なく出し方も綺麗で、
階級が下の層ほど分別もせず一緒くたにゴミ袋に物を詰め込んでいると。
日本も同じ傾向で、分別の甘いゴミほど、超お金持ちの家ゴミではついぞ見たこともない、
食品、100均グッズ、おもちゃ、服などが雑多かつ時には大量に入っているそう。
環境問題で良く言われる、「3つのR」リデュース、リユース、リサイクル。
著者はそれに、もう一つ「リスペクト」を加えて、「4つのR」として、
きちんと物を使い切り、ゴミを減らす努力、分別するマナーをと訴えています。
「4つのR」、素晴らしい提案だと思いました。
ゴミ出しするときは超お金持ちになった気持ちで( ̄▽ ̄)
・まずは、必要のない物を家の中に入れない
・食品は食べきる
・出すゴミはきちんと分別する
・地域のゴミ集積所も綺麗に
・各方面に感謝して、
綺麗にゴミ出ししたいと思います。
が、、、あと20年?(--;;;
他に何かできること、あるでしょうか?
こちらが前作。ゴミから見える世相や隠しようのない人間性。
面白くもあり、怖くもあり、、、でした。
- このゴミは収集できません (角川文庫)
- KADOKAWA
- 本
先日行った日比谷公園入口の花壇。
会社もゴミの分別ができていない企業は6年以内につぶれてしまう傾向にあるそうですよ。
ここまでお付き合いくださった方、いつも来てくださる方もありがとうございましたm(_ _)m
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