知人から介護施設の相談を受けました。
私が訪問介護で担当していた地区にお父様の施設入所を検討しているようで、
近隣に数か所ある施設の評判を聞かれました。

私は施設勤務ではなく在宅の方のお手伝いをする訪問介護の事業所勤務でしたが、
施設によっては、外部の訪問介護のヘルパーが出入りできます。
実際、知人が検討していた施設の中の2軒は、私自身が出入りしたことのある施設でした。

1軒は大手経営の有料老人ホーム。
もう1軒は小規模の高齢者住宅。

どちらも印象的だった施設の特徴だけ伝えました。
お部屋も綺麗だけど、廊下も食堂もゆとりがあっていつも清潔だったよ、とか、
すぐそばに遊歩道つきのお散歩コースがあって、春には桜が綺麗だよ、とか。

伝えなかったことは、スタッフさんの対応です。
私が出入りしていたときの小規模施設は、ものすごく！　お料理が良かったのです！！
スタッフさんのひとりが調理が大好きとかで、毎回趣向を凝らして手作りされていました。

が、残念ながら、介護業界はスタッフの入れ替わりが激しいです（－－；；；
「良い人だな」と思っていたスタッフさんが、次に行ったときにはもういないことがままあります。
また、施設のトップの交代で雰囲気がガラリと変わってしまうこともありました。

アドバイスできたのは、
建物や設備だけでなく、ご入浴やお食事の様子を見学するといいよということと、
万が一、最期までそこでと考えているのであれば看取りをしてくれるかも要確認と伝えました。
特に介護度が低い人を受け入れるサ高住などは、看取りまでケアできる施設が限られています。
高い入居金を払ったのに介護度があがったり、重篤な状態になったときに退去させられることもあるので入居時にきちんと確認しておくことが必要です。
もっとも、「入りたい」と言ってすぐに入れるかどうかが一番の問題だったりするのですが。

お父様、90歳とのこと。
大きな不調はないものの、最近、認知が始まり、日中留守にする家に置いておくのが不安と。

うちの両親も義父母も80歳を超えています。
できる限り家で過ごしてほしいですが、それにはサポートする私たちの元気が大前提です。

お散歩していた道沿いのお宅、柿が実っていました。
、、、皆さんのように、もう少し写真を上手に撮りたいです、、、（－－；；；

ここまでお付き合いいただいた方、いつも来てくださる方も、ありがとうございましたm(_ _)m